2022年2月27日(日)
第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会
澤井玄(作.AC北海道)2時間25分56秒 106位
写真提供:SUBARU陸上部監督 奥谷亘
レース後、SUBARU陸上部の口町亮選手と(2時間12分54秒/27位)
澤井玄 2時間25分56秒 106位
(5km毎のラップ)
16分36秒-17分00秒-16分55秒-17分02秒-
17分05秒-17分22秒-17分30秒-18分18秒-
ラスト2.195km-8分08秒
前半ハーフ1時間11分17秒-後半1時間14分39秒
澤井玄君はレース5日前の火曜日、帰宅ランの最中、埋もれている車を助けようとした際、滑って右足首を捻挫してしまいました。
翌日、とても走れる状態ではなく、木曜日も完全休養にしました。
私としては欠場して欲しかったというのが本音です。
しかし、大会二日前の金曜日。
玄君から、
「足が治った!!全く痛くない。」
それが走りたいがゆえの嘘だとはわかっていました。
ですが、あまりに嬉しそうに、ニコニコとした笑顔で言うものだから、
「ほんと?良かったね!これで走れるね!」
と、つい言ってしまったのです。
JR大阪城公園駅、素敵な駅ですね。
受付会場にて、コンディションは良さそうです。
ゴール地点も下見したそうですよ。
ゼッケンを手に嬉しそうですね。
2月6日(日)の別府大分毎日マラソン、2月13日(日)の全日本実業団ハーフマラソン後は疲労回復を最優先に、走行距離も7割程度に落としました。
2月19日(土)に6000mペース走(ave.3分15秒)、夜に回復15kmJOG。
翌日は札幌スポーツ館RCの練習会でご参加された皆様と18km(設定は1km/6分)走りました。
月曜日は完全休養。
火曜日以降は足首の捻挫のため、ほぼ休養しました。
レース前日、足首の負担を最小限に10kmJOG(ave.4分58秒)
前日準備、スペシャルドリンクを作るのが楽しいと話していました。
そしていよいよ、レース当日。
スタート会場、緊張感漂いますね。
今回は、玄一人で遠征しました。
しかし、現地にてSUBARU陸上部の奥谷監督が声をかけてくださいました。
さらに、写真まで撮ってくださって。
かっこいい写真を、ありがとうございます!!
コースは12km付近、14km付近、21km付近、28km付近、33km付近の5カ所の折り返しがあります。
折り返しでは若干なりとも、スピードが緩んでしまいますので、それまでの好調な流れから一転してしまう可能性があります。
また、30km手前で大きな上りがあり、その後も激しいアップダウンが続きます。
国内を代表するトップ選手でさえ、35km以降は厳しいレース展開となっているようです。
前半のラップは安定していましたが、30km手前の上り以降、徐々にラップを落としてしまいました。
ゴール付近、一点を見つめ集中しています。
ゴール後、何度も諦めようと思ったと話していました。
この表情、玄らしいですね。
レース後、贅沢な食事だそうです。
惜しみない努力を土台に、あとは受け取り方さえ間違わなければ、平等に喜び事は巡ってくるということが、澤井玄君をみていて感じた次第です。
強くなくなったとき、速くなくなったときに残るものが、自分の評価だと考えているのでしょう。
先を見据えた心がけが大切なのですね。
最後になりましたが、多くの皆様より応援メッセージを頂きました。
ありがとうございます。
今週末は東京マラソン。
開催される事を切に願っております。