第75回びわ湖毎日マラソン

2020年3月8日(日)

写真:菊地真司(作.AC北海道)

 

大会終了後、雨の皇子山陸上競技場にて

いつもご支援頂いている企業様から贈られた応援旗でしたが、お蔵入りとなってしまいました。

お詫びと当時に、感謝しております。

 

大会翌日、琵琶湖の湖畔にて

 

琵琶湖を眺めながら何を思っているのでしょうね

 

人混みを避け、湖畔で昼食しました

北海道の多くの市民ランナーの皆様が目標にしていた東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソン、静岡マラソン。

そして北海学園大学陸上部長距離メンバーが大学生活最後のレースとして挑む予定でした日本学生ハーフマラソン、板橋シティマラソンも中止となりました。

ご出場予定の皆様にとっては今なお辛く、悲しい想いが続いていることとお察し致します。

今をプラスに捉え、前だけ見て生きていけるなら幸せなのでしょうが、わかっていてもなかなか進まないのが気持ちの整理です。

目標を見失うと練習にも力が入らず、今の心の内を誰にも言えず、そのうち運のいい人を妬んだり僻んだりで、次第に目指していた自分自身から遠ざかってしまいます。

でも時は動いていますしね。

誰かが喜んでいる時は、誰かが泣いているもの。

そう割り切るしかありません。

次は自分が喜ぶ役になれるよう、今を喜んで生きていきたいですね。

いつかまた、好機が訪れることを願って、今まで通り練習を続けて行きたいと思っています。

さて先週末開催された「びわ湖毎日マラソン」に、作.AC北海道から澤井玄選手と、川口大聖選手が出場しました。

私は澤井玄選手、菊地真司マネージャーは川口大聖選手の付き添いで同行いたしました。

その時の様子を写真にてご覧くださいませ。

3月7日(土)、前日の朝練の様子からどうぞ。

 

みんなからもらった色紙

 

新千歳空港で

 

祐季が見送りに来てくれました

 

受付会場にて

 

前日調整は大津市皇子山陸上競技場にて

 

1000Mをアップシューズで軽く3分03秒(73秒)で走る玄

 

ギリギリまで調子が上がらなかった大聖は3分07秒(75秒)で

これまでの練習内容、最終調整、そしてレース経験を踏まえ玄の設定は2時間23分50秒(ave.3分24秒)、そして大聖は2時間28分以内(ave.3分30秒)でした。

それだけ玄は好調でした。

3週間前の30000M走、2週間前の16000M走、そして最終週の12000M走と全てこなし、平日のJOGも問題ありませんでした。

逆に大聖は調子が上がらず、最後の一週間の練習量を大きく削りました。

水曜日、木曜日は完全休養、金曜日は10kmJOG(脚に負担をかけないave.5分30秒)、そして土曜日に40分JOG+1000Mのみです。

疲労が抜けず、木曜日に指圧マッサージのためいつもお世話になっているMOKOR(モコロ)へ行かせました。

これでなんとか完走をと願ったのです。

 

明日は頑張りましょう

 

食事は外食ではなく、自炊しました

 

願いを込める大聖

そして当日、朝から強い雨でした。

気温も低く、ベストコンディションからはほど遠い天候でした。

 

朝食

 

JRで移動

 

緊張の様子

 

皇子山陸上競技場に到着

 

寂しい雰囲気です

 

スタート前の玄と大聖

 

寒々とした陸上競技場内

 

澤井玄、10km付近

 

大聖、集中した表情です

 

寒さのせいか、玄の動きが険しいものになってきました

 

31.2km、苦しい表情に変わっていました

 

ラスト1km、大聖が戻ってきました

 

川口大聖、2時間28分39秒(118位)

びわ湖毎日マラソンの出場が決まってからというもの、玄が絶好調でした。

練習でも調子の上がらない大聖を引っ張り、勇気づけ、兄貴のように見守っていました。

距離もしっかりこなしており、よほどのことがない限り自己ベストは大幅に更新するであろうと思っていました。

一方の大聖は練習をこなせず、2週間前の16000Mペース走では大幅に遅れ、練習後泣き崩れてしまい、私と玄で介抱したほどでした。

入部以来、大聖はずっと澤井玄に憧れていました。

卒業後、陸上を続けると決めたのも、玄が続けているからこそです。

 

最終ランナーが来るまでずっと玄を待っていた、大聖

玄は39.5kmで収容されました。

玄にとっては悔しく、悲しい試練のレースだったと言えるでしょう。

若いうちに失敗を数多く重ね、人の痛みのわかるランナーに成長してもらえたら嬉しいです。

 

部屋に戻り、ぐったりする玄

 

翌日の朝練

 

何を考えているのでしょうね

 

朝食は昨日の残りで

 

その後、静かな場所へ移動しました

 

琵琶湖を眺めながら、のんびりしていました

 

4月から大聖は作.AC北海道のメンバーとして走り続けます

 

これからも見守り続けます

 

彼がいなければ、チームは成り立たないでしょう

このような状況の中、澤井玄と川口大聖の2名が、びわ湖毎日マラソンに出場することができ感謝しています。

最後になりましたが、本当に多くの皆様からの応援を頂きました。

この場をお借りし御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

一日も早く、皆様と元気にお会いできることを切に願っております。

>LIFE with RUNNING 「作.AC」

LIFE with RUNNING 「作.AC」

 この先もずっと、「走り」を楽しみ、「競技」に熱くなり、多くの「仲間」と共に走り続けられる。そしてランニングを通してこそ経験できるランニングスタイル"LIFE with RUNNING"を大切にするチームとして作.ACは活動を続けていきます。

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