2023年3月19日(日)
作.AC北海道の滑和也選手が優勝!
3月19日(日)埼玉県熊谷市で開催された熊谷さくらマラソンに作.AC北海道の滑和也選手、そして代表の菊地真司が出場しました。
ゲストランナーは元オリンピック5000m、10000m日本代表の田中めぐみさん、そしてSUBARU陸上部の皆さんです。
スタート前の様子、ラフなユニフォームでリラックスしています。
滑ちゃん、表情がずいぶんと穏やかですね!
ですがスタートラインに立つと、表情が鋭くなります。
スタート後、SUBARU陸上部の3選手がトップ集団を形成。
その中には、2月5日(日)の別府大分毎日マラソンで2時間08分00秒をマークし、MGC出場権を獲得された小山司選手もいらっしゃいます。
起伏が多く、カーブもきついタフなコースとのことですが、
そんな中、滑ちゃん頑張りましたね。
見事、優勝しました!
タイムは1時間06分56秒です。
※ゲストランナーとして走られたSUBARU陸上部の選手の皆様は、順位に含まれておりません。
ゴール後、SUBARU陸上部の小山選手、真船選手と。
こういう滑ちゃんをみると、ほっとします。
一方、菊地代表も頑張りました。
スタート前は、1kmあたり4分10秒で1時間28分前後を目標にしていたようですが、
以外と後半ペースが上がりましたね!
いつもチームのために尽くしてくれて、ありがとう!
1時間26分56秒でゴールしました!
ゴール後、優勝した滑ちゃんと菊地代表!相変わらず仲いいですね。
なんと、群馬の父が応援に駆け付けてくださったようです。
ありがとうございます!
嬉しい一日となりましたね!
また同日、荒川河川敷にて開催されたのが、2023板橋Cityマラソン。
作.AC札幌の馬場敦志が出場し、2時間32分07秒のタイムでゴール。
自己ベストを更新しました!
【5km毎のラップ】
18分10秒-17分19秒-17分42秒-17分55秒-
18分00秒-18分20秒-18分19秒-18分20秒-8分02秒
25km以降は1kmあたり、ほぼ3分40秒ペースなのが興味深いです。
時計をみながらでも、ここまでぴったりと走れないでしょうし。
見事なラップですね!
そして、作.AC札幌の佐々木美穂も同じく板橋Cityマラソンに参加しました。
【5km毎のラップ】
24分12秒-24分56秒-24分34秒-24分58秒-
24分45秒-25分15秒-25分54秒-25分51秒-10分37秒
3時間31分02秒
3時間30分切りたかったでしょうね。
でも一人でよく頑張っていると思います。
美穂が札幌を離れたのは2013年ですから、あれからもう10年。
10年経つというのに、今でも毎週のようにメールが届きます。
内容は、
「頑張って走ってきます!」
「無事走れました」
「ラスト3kmがキツかった」
など。
近況報告も兼ねているのでしょうが、彼女はずっとそれを続けています。
私と言えば、読みっぱなしで返信もせず、悪いなあと思うのですが。
期待しないところが彼女の強さなのだと、今なら気付くことが出来ます。
佐々木美穂の自己ベストは2013年の横浜国際女子マラソンで3時間09分38秒。
印象に残っているのは2013年の北海道マラソン。
その年は猛暑で全体的に記録は伸びなかったのですが、彼女は3時間11分07秒で30位と健闘しました。
その後ご結婚され、走りだけの生活ではなくなりましたが、今なお走り続けているのが凄いですね。
昨年11月には上尾シティハーフマラソンで1時間39分09秒。
1ヶ月前には深谷シティハーフマラソンにも参加、1時間38分00秒でした。
深谷シティハーフマラソンにて。
そんな彼女の楽しみは、栃木県小山市で月2回(第2・第4土曜日)行なわれている小山土曜マラソン5km。
白鴎大学陸上部の竹島克己監督が主催され、学生さんがボランティアとして運営されているそうです。
コースは大学キャンパス内のグラウンドだそうで、美穂はそれを毎回楽しみにしています。
レーススタートは朝の8時、参加料は100円。
毎回30人~40人が集まるそうです。
昨年9月の第400回記念大会は増田明美さんがゲスト。
アットホームな雰囲気が伝わってきますね!
今も作.AC札幌で走ってくれて、とても嬉しいです。
3月19日(日)第177回作.ACランニング講習会より。
最後に徳島マラソン2023に出場した神田慶多さん。
彼はずっと、3時間切りを夢見ていました。
しかしながらコロナ禍の影響もあってか、何年も切れずにいたのです。
今年に入り、いつも同じグループで走られている山口浩司さんが京都マラソンで2時間48分33秒、松浦明さんが大阪マラソンで2時間59分21秒といづれも大きな目標を達成、
なにか運命的な想いがあったのかもしれませんね。
当然ながら、3時間を切る土台は出来上がっていたと思います。
彼の課題は、30km以降。
大きく失速するのがこれまでのレース展開でした。
今回の神田慶多さんの5km毎のラップです。
21分28秒-21分05秒-21分08秒-21分10秒-
21分02秒-20分56秒-21分08秒-22分13秒-9分40秒
ハーフ1時間29分30秒-1時間30分20秒
このラップを見るだけで、涙が出てきます。
今回は慎重でしたね。
今までの失敗を活かした、見事なペースだと思います。
それでも35km以降は辛かったでしょう。
35kmから40kmの平均が4分27秒ですから、そのまま行くと3時間切りは危うい。
ラストの2.195kmは何が何でもという気持ちだったと思います。
ゴールタイムは2時間59分50秒。
いつも作.ACランニング講習会で一緒に走っているメンバー。
彼もまた、一人でつどーむにやってきて、一人で帰ってました。
ちょうど4日前の水曜日、出入り口でお会いしましたが、清々しい笑顔でしたね。
やるだけやったという表情でした。
ずっと速報をチェックしていた山口浩司さん。
浩司さんも明さんもずっと、速報を気にしていたのでしょう。
結果がわかると真っ先に、
「慶多さん、3時間切りましたよ!」
と言う、感動的な一時でした。