第47回札幌マラソン

2022年10月2日(日)

 

3年振りの札幌マラソン!お疲れ様でした。

10月2日(日)第47回札幌マラソンが開催されました。
3年振りということもあって、会場内は活気に満ちあふれていましたね!
また毎年、箱根駅伝に出場している国学院大学の選手、さらに地元北海道の札幌学院大学、星槎道都大学の選手も出場しておりました。

上位の結果は以下の通りです。

【ハーフマラソン男子・総合】
1位 鶴元太(国学院大学)1時間04分29秒
2位 瀬尾秀介(国学院大学)1時間04分51秒
3位 阿久津佑介(国学院大学)1時間05分05秒
4位 西田琉唯(国学院大学)1時間05分14秒
5位 高山豪起(国学院大学)1時間05分21秒
6位 宮本蒼人(札幌学院大学)1時間09分20秒
7位 太田瑞貴(星槎道都大学)1時間09分35秒
8位 澤井玄(作.AC北海道)1時間10分08秒
9位 佐藤龍一(留萌自衛隊)1時間10分23秒
10位 三原佑太(北極星AC)1時間10分54秒

 

男子10代・20代の部で8位入賞の澤井玄選手。

それでは、札幌マラソンの様子を写真にてご覧くださいませ。
大会会場である真駒内公園周辺は、1972年に開催された札幌冬季オリンピックの思い出の地でもあります。
スタート付近を流れる豊平川に架かる橋の名は、五輪大橋。
そしてその通りの名も、五輪通。
時が流れ、ゴール会場となった真駒内セキスイハイムスタジアムの人口芝は剥がれ、コンクリートも色褪せ、
建物自体、相当老朽化が進んでいるようでした。
それでも、ご参加された皆様のエネルギッシュな走りと熱気で、真駒内公園の木々や緑は生き生きと喜んでいるようでしたね!!

 

最初の種目は10km、午前9時スタートです。

 

10kmに出場の公秀キャプテンと、美穂。

その30分後、ハーフマラソンスタートです。
多くの皆様とお会いしました。

 

NHKランニング教室の雅美さん、久美さん、恵ちゃん。

 

81歳の高田元康さん、先週のオホーツク網走マラソンも走っています!

 

作.AC北海道メンバー、相当疲れていると思うので無理せずにね!

 

いよいよハーフマラソンスタート。

スタート前に2km地点へ移動しました。
最初にやってきたのは、国学院大学の選手の皆さんでした。

 

5人の選手が先頭集団を形成します。

国学院大学は2011年より11年連続で箱根駅伝に出場されています。
強豪校が犇めく中、結果を残し続けること自体が快挙だと思います。
2011年より10位-10位-14位-17位-14位-16位-14位-7位-3位-9位-8位と2019年以降、すべて11位以内でシード権を獲得されています。
これだけ実績のある国学院大学の選手の皆さんが札幌の街中を駆け抜けてくださるなんて。
それだけで嬉しいですし、テレビで応援したくなりますね!

 

1km/3分ペースでも余裕の動きでした。

もちろん、地元北海道の選手の皆さんも頑張っています!!

 

佐藤龍一選手はもう20年近く第一線で活躍されていますね!

 

作.AC北海道の澤井玄、2kmを6分30秒で通過しました。

 

2kmの通過が6分40秒、ちばりよ~RCの長井選手が前に出ます。

 

1km/3分30秒ですから1時間13分ペースですね。

 

いつも明るい実成、こちらも元気になります。

 

祐介、深澤さん、北谷さん、1時間20分以内を狙っていますね!

 

ちばりよ~RCの池田美穂子さん、元気に走れるようになりましたね!

 

明美、番長、なんとか1時間40分を切って欲しいです!

1時間40分切りの設定は難しいところです。
1km/4分45秒で行くと、
(5km毎)23分45秒-47分30秒-1時間11分15秒-1時間35分00秒ですので、
ラスト1.0975kmをかなり追い込まないといけません。
1km/4分40秒ですと、
(5km毎)23分20秒-46分40秒-1時間10分00秒-1時間33分20秒、そしてラスト1.0975kmを5分10秒でまとめても1時間38分30秒です。
このコースは前半、下りの追い風になる場合が多く、その助力で1kmあたりのラップも若干早まります。
そして折り返し後、豊平川河川敷を下流から上流に向かうので、12kmから19kmまでは60mほど上っているのです。
なので後半ペースダウンする場合が多く見受けられます。

今年は過去に例がないほど風が弱く、気温は若干高かったのものの、レースに大きく影響するほどの暑さではなかったはずです。
なので比較的、条件はよかったものと思われます。
となると往きは1km/4分35秒~4分40秒(5km/22分55秒~23分20秒)で押し、後半若干ペースが落ちたとしても1時間40分切りが達成できると予想できます。
ただ、これ以上速いペースで進むと厳しいかもしれません。

 

どうしてもペースが上がってしまうので、意識して抑えることも時には必要になりますね。

続いては古田仁さん。
1990年代、北海学園大学から丸井今井陸上部-三英社陸上部と実業団選手として活躍しました。
ハーフマラソンの自己ベストは1993年の1時間03分29秒でしたね!!
ランナーとして、尊敬しています。

 

現在はTONDEN.RCの指導者として尽力されている、古田仁さん。

 

健太郎さん、オホーツク網走マラソンも走られましたね!

 

吉勝さん、サンバイザーが似合いますね!

 

リンダ、困っちゃう。

 

佐津代さん、とても元気な表情ですね!

 

美和子さん、いつもありがとうございます!

 

3年前も走られたのですね!まだお若いでしょうに偉いと思います。

 

笑顔が最高です!!

 

今年は約5000人の皆様がハーフマラソンを走られたそうです。

澤井玄君の応援に来られたという皆さんと、偶然お会いしました。
貴重な休みにもかかわらず彼のために足を運んでくださり、ありがとうございます!

 

これからも、澤井玄君を応援してくださいね!

その後、豊平川河川敷のラスト4km地点へ移動しました。

 

国学院大学の3選手、鶴選手がレースを引っ張ります!

 

札幌学院大学の宮本蒼人選手、星槎道都大学の太田瑞貴選手。

続いてやってきたのが、佐藤龍一選手と澤井玄。

 

龍一さん、強いですね!

 

ラスト4kmで56分40秒ですから、3分20秒ペースでちょうど1時間10分00秒ですね。

 

一輝、ガッツポーズしている場合じゃありません(笑)

社会人2年目の瀬能拓真。
大学時代までは10000mで31分06秒94、ハーフマラソンも1時間09分52秒という結果を残していますが、社会人になるとそうは行きません。
仕事に追われ、人付き合いも良好に保たなければいけない。
困った時の誰かもおらず、近くに話し相手もいない。
今までいかに恵まれていたかを実感できた1年だったでしょう。
でも、社会人1年目より少し上向きになったね!
多くは1年目より、2年目、3年目と次第に薄れていく中、彼はまだ諦めていないようです。
少し、涙が出そうになりました。

 

拓真、逞しくなったね!

 

札幌学院大学の下山立眞選手は名門、北海道栄高校の出身ですね!

続いては、田中亮太。
仕事は朝早くから、夜遅くまで。
出張も多い。
社会人3年目、よく走ることを続けていると感心します。
そんな彼が大好きなのが現在テレビで放映中の、「ダイの大冒険」。
これが彼の唯一の楽しみなのでしょう。
現状を理解し、亮太がいつ帰ってきてもいいように、ダイの大冒険専用のテレビを設置したのですが、
「ここには、ダイの大冒険の過去の回が録画されていないから」
と、結局はメインテレビに釘付け。
そんな「ダイの大冒険」も、もう少しで最終回だね。

 

亮太、今は辛抱を繰り返してくださいね。

続いてやってきたのが、作.AC札幌の馬場敦志。
先週のオホーツク網走マラソンで一緒にペースランナーを務めたのですが、その帰り道。
彼が開業している、「宮の沢スマイルレディースクリニック」のお話しになりました。
「どうしてスマイルクリニックという名前にしたの?」
との問いに、
「どんなときも笑っていたいから」
と。
敦志らしい、とてもさりげない口調だったのですが、なぜか胸が熱くなりました。
何故かというと、そのお話しになる前に、彼の純粋たる故の、辛く悲しい人生の失敗話しを聞いたからです。
それを明るく、軽快に話すものだから、なおさら「いつでも笑っていたい」の言葉が、私の心に響いたのです。

 

敦志のこれまでの人生が、走りに現れていますね。

品田雅人君。
いつも子供のように、有名ランナーが着用しているウェアを身につけ、
「これ、かっこいいでしょ!」
とおどけてみせます。
思い起こせば、2015年の北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドームにて。
当時、一人で申し込む方に向けた、
「ラン友の輪」
という企画がありました。
当然彼は仲間などおらず、一人でこれに応募したのでしょう。
私はその「ラン友の輪」のコーチ役でした。
それ以来彼は、私の携わるAIR-G’ランニングクラブや円山公園ナイトラン、さらには作.ACランニング講習会にも参加するようになりました。
それは7年以上経った今も続いています。

走る前、雅人君には、
「3位に入ったら、特設ステージで表彰だよ!」
と話すと、にっこり笑って、
「諦めず、頑張る!」
と元気に答えていました。

結果は4位。

後日、雅人君から、
「何とか年代別3位を狙って走りましたが、勝つことが出来ませんでした」
と連絡がありました。
ラスト3kmが勝負と思い、真駒内公園でのスパート練習を何度も行なったそうです。
ですが、考えることは皆さん同じでした。
と、苦笑いしている様子でした。
文章の最後に、

「表彰式で作マラTシャツ着てステージに立ち、作田さんに喜んでもらいたかった」

って(涙)

 

果敢に攻めた4位なので、後悔はないでしょう。

 

作.AC旭川の渋谷暁さん、苦しいはずなのにVサインしてくださって。

 

島谷樹、疲労困憊の中での最善を期待しています。

 

作.AC旭川の垣本実成、終始イーブンで走りましたね!

作.AC北海道で最初にゴールしたのは澤井玄君。
ずっと股関節に違和感があると練習量を落とし、治療やマッサージなど前日まで行ない、
なんとかスタートラインに立つことができました。
前半からペースを抑え、予定通りのタイムでゴールしました。

【5km毎のLAP】
16分17秒-16分35秒-16分45秒-17分01秒
ラスト1.0975km-3分30秒
(前半と後半の10km)32分52秒-33分46秒

 

19km付近の澤井玄選手。

続いてやってきたのは、山中一輝。
前半から消極的なレースで、そのままよい流れを掴むことができずフェードアウトしてしまいました。
普段は澤井玄君と競り合う練習をしているだけに、惜しいレースです。

【5km毎のLAP】
16分44秒-16分52秒-17分29秒-18分00秒
ラスト1.0975km-3分39秒
(前半と後半の10km)33分33秒-35分29秒

前半10kmのave.3分22秒に対し、後半のave.は3分33秒。

 

どんなレースでも一応の成果を発揮できるような強さを期待しています。

 

作.AC北海道の金内裕未選手、前半から積極的でしたね!

 

札幌スポーツ館RCの松浦明さん、少し苦しそうでしたね。

 

山本尚子さんは年代別5位!

ゴール付近の様子。
瀬能拓真選手から。

【5km毎のLAP】
16分46秒-16分50秒-17分55秒-19分30秒
ラスト1.0975km-3分52秒
(前半と後半の10km)33分33秒-37分25秒

前半10kmのave.3分22秒、後半のave.は3分45秒。
前半と後半の差は1kmあたり23秒、後半は辛かったでしょう。

 

しかしながら、現状を考えるとよく頑張ったと思います。

品田雅人さん。
前の週はオホーツク網走マラソンで2時間39分13秒。
タフなコースで2時間40分切りは価値がありますね。
ただ、その翌週にハーフマラソンは相当きつかったのではないでしょうか。

【5km毎のLAP】
17分24秒-17分55秒-18分05秒-18分23秒
ラスト1.0975km-3分41秒
(前半と後半の10km)35分19秒-36分28秒

前半10kmのave.3分32秒、後半のave.は3分41秒。
前半と後半の差は1kmあたり9秒、ベテランらしいラップを刻んだと思います。

 

品田雅人さん、これからも応援しています。

田中亮太、満足のいく練習が出来ないまま大会に出場するのは辛いと思います。
今は辛抱だよ。

【5km毎のLAP】
16分48秒-17分25秒-18分17秒-19分13秒
ラスト1.0975km-3分58秒
(前半と後半の10km)34分13秒-37分30秒

前半10kmのave.3分26秒、後半のave.は3分45秒。
前半と後半の差は1kmあたり19秒。

 

今の精一杯を出し続けてね!

 

1時間15分56秒で26位、作.AC札幌の馬場敦志選手。

 

1時間18分01秒で35位、作.AC旭川の渋谷暁選手。

 

1時間18分16秒で37位、作.AC旭川の垣本実成選手。

島谷樹は、よいレースとそうでないレースの差が大きく、今後は安定感が求められます。
練習は積んでいるので、おそらくケア不足が尾を引いているのでしょう。
疲労を軽減すべく温泉へ行ったり、筋肉を解すためにマッサージを受けたり、違和感あれば治療へ行くなど。
常によい状態を保つことが必要です。
とはいえ、仕事を終え練習をしたらもう何もする余裕はありませんしね。
自宅で出来る体幹トレーニングや、ストレッチなど、補強トレーニングをしっかりとね!

【5km毎のLAP】
16分47秒-17分29秒-20分02秒-20分11秒
ラスト1.0975km-3分48秒
(前半と後半の10km)34分16秒-40分13秒

前半10kmのave.3分26秒に対し、後半のave.は4分01秒。
前半と後半の差は1kmあたり35秒、後半の気持ちの弱さが出ています。

 

集中力を持続させるよう、ちょっとしたことにも真剣に。

ハーフマラソンが熱戦を繰り広げている最中、メイン会場では10kmの表彰が行なわれていました。
女子年代別で3位に入賞した、作.AC札幌の佐々木美穂さん。
ホクレンの実業団選手に囲まれ、一緒に写真を撮ってもらえるなんて。

 

これは嬉しいですね!清水選手、菊地選手ありがとうございます!

その後もゴール付近にて写真を撮りましたので、いつもお世話になっている皆様の勇姿を後日掲載致します。
ご出場された皆様、お疲れ様でした!

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LIFE with RUNNING 「作.AC」

 この先もずっと、「走り」を楽しみ、「競技」に熱くなり、多くの「仲間」と共に走り続けられる。そしてランニングを通してこそ経験できるランニングスタイル"LIFE with RUNNING"を大切にするチームとして作.ACは活動を続けていきます。

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