2025年12月7日(日)
福岡国際マラソン後の食事会にて。

皆様、こんにちは!
12月7日(日)福岡国際マラソン2025が開催されました。
作.AC北海道および作.AC札幌の結果は以下の通りとなります。
・福岡国際マラソン2025
108位 猪俣圭介 2時間27分45秒
180位 島谷樹 2時間30分40秒
260位 山中一輝 2時間33分39秒
264位 阿部雅行 2時間33分42秒
266位 金内健治 2時間33分44秒
303位 磯松紀広 2時間35分05秒
329位 菅悠介 2時間36分35秒
555名がエントリーし、そのうちの505名が出走。
公式リザルトでは397名がゴール、完走率は78.6%でした。
※参加資格
A標準:2時間27分以内
B標準:2時間35分以内
北海道からは出場資格を上回った29名の選手がエントリー、うち23名が完走しました。
私が最後に出場したのは2015年ですが当時、北海道からは10名前後だったような気がします。
今は北海道からの出場者も増えましたね!
その分、応援も楽しいです。
それでは、福岡国際マラソン前日の様子からご覧くださいませ。
福岡空港に到着したのが、午後4時過ぎでした。

Team Saku HOKKAIDOの百合子さん、加代子さんが応援に来てくださいました。
ありがとうございます!

このうち、作.AC北海道の牧野祐季と瀬能拓真は、出場資格がハーフマラソンの記録しか残っておらず、
申し込んだものの、福岡国際マラソンは落選しました。
※ハーフマラソンの記録で申し込んだ場合、記録順に上位5名が選ばれます。
2年以内の記録は祐季が1時間09分06秒、拓真が1時間09分30秒とギリギリのタイムでしたから仕方ありません。
そのため、同日開催の防府読売マラソンエリートへ出場しました。
こちらの標準記録は、
フルマラソン:2時間30分以内
ハーフマラソン:1時間10分以内
を2年以内にクリアした選手全員が出場できるため、ハーフの記録のみの選手は有利かもしれません。
代表、祐季、亮太、拓真は福岡空港からレンタカーで防府市へ移動しました。

選手受付は前日午後7時まで、福岡県庁にて行われます。
会場内で記念写真。
作.AC北海道、作.AC札幌から合わせて8名が出場。
所属チーム別は最多になります。

夕食は、やよい軒。
ホテルから約1kmほど歩きました。

緊張していたと思います(笑)

食事後、ミーティングを行いました。

下の写真は前日から応援に来てくださった、作.AC札幌のユッコさんの夕食です。
明太子定食につけ麺?美味しそうですね。

きれいなイルミネーションですね。

そして翌朝、大会当日。
札幌から応援に駆けつけてくださった尚子さん、ゆっこさん。
朝6時から大濠公園にて20kmペース走を行ったようです。

大濠公園は外周が約2kmあり、走路も広々としており、とても走りやすいです。
夜明け前にもかかわらず、本当に多くの皆様が走られていました。
100名以上はいたと思います。
福岡国際マラソンのスタートは12時10分。
時間にも余裕があったため、10時15分にホテルを出発しました。
いい表情ですね!

約2km歩いて、大濠公園に到着。
上位100名の選手のみ、平和台陸上競技場スタートになります。
唯一、平和台陸上競技場スタートの金内健治。

それ以外の選手は、大濠公園スタートとなります。

会場内に設置されている応援ボード。
誰でも書き込むことができるので、応援に行かれた際はぜひ!

作.AC北海道メンバーの様子。
大濠公園にて。
菅悠介の奥様も応援に駆けつけ、とても和みました。

島谷樹、調子は良さそうですね。

樹のウォームアップの様子。

11時20分、第1次点呼。
ゼッケンを持って、スタートラインを通過します。

スタート20分前、そろそろ整列しないと。
全員、完走してね!

山中一輝、この1年思うように練習が積めていません。
そのため前半抑え、後半粘るレース展開をするとのことです。

悠介は福岡初出場!
嬉しいでしょうね。

12時10分スタート。

その後、私達は一日券を購入し地下鉄で移動しました。
最初の応援は6km地点、室見駅付近です。

大濠公園駅から地下鉄空港線姪浜行に乗車し、約7分で6km地点の室見駅に到着です。
最後まで諦めないで、頑張るんだよ。

作.AC北海道の金内健治と、北極星ACの半井遼さん。
6kmが20分30秒前後ですから1km/3分25秒ペースですね。

続いて、作.AC北海道の島谷樹。
かなり余裕がありそうでした。

その後ろが作.AC札幌の猪俣圭介。

一輝と悠介、1km/3分35秒ペースですね。

阿部雅行、落ち着いてます。

馬場敦志、貧血が完治せず序盤から苦しい。

続いて18km付近。
ここは最寄り駅でいうと赤坂になります。
6km地点の室見駅から福岡空港行に乗車し約10分で到着です。
道内のトップランナー、神直之選手。
ハーフの通過が1時間07分33秒ですから、2時間15分台のペースですね。

続いて、滝川市役所の小西耕生選手。
ハーフの通過は1時間09分53秒、2時間20分を切るペースですね。

北極星ACの半井遼さん、いつも明るく元気ですね。

樹のハーフマラソン通過は1時間12分51秒、余裕もあり順調でした。

その後ろ、圭介は調子もよく自信があったと思います。
健治はこの時点で辛そうでしたね。

膝の痛みが出ぬよう、慎重に完走を目指す磯松。

悠介のハーフマラソン通過は1時間15分37秒。
練習の状況から、無理のないペースだったと思います。

一輝は最初から無理なく走ってましたね。

最後まで楽しく走れたらいいですね!

落ち着いた表情の阿部雅行、なんとか大丈夫そうです。

続いては34.5km付近です。
18km地点の赤坂から地下鉄に乗車、約14分ほどで終点の貝塚駅に到着します。
ここは折り返しコースですので、29km付近と34km過ぎあたりを応援することができます。
神直之選手、絶好調ですね。
このまま順位を上げ2時間15分34秒で19位、見事な走りです!

次に福島奈槻選手がやってきました。
タイムは2時間21分52秒、自己ベスト更新です!

続いて、小西耕生選手。
苦しい表情ですが、ここは粘れそうですね。

確か初マラソンが2019年の福岡国際マラソンでした。
その時のタイムは2時間28分20秒、逞しくなったね。

続いて島谷樹。
練習で走れても、本番で走れなければ、それが実力です。
35km手前あたりから一気にエネルギー切れ。
悔しかったでしょうね。

猪俣圭介、まだまだ余裕がありそうです。

一輝も苦しそうですが、ぺース自体はさほど落ちていません。

貝塚発14時11分に乗車しなければ、ゴールを応援できませんので、
ここで離れました。
14時25分に赤坂着。
スタートが12時10分ですから、すでに2時間15分が経過しています。
ここから走って約3分ほどで41km地点に到着ですから、41kmを2時間18分以降に通過すると応援が間に合います。
すでに神さん、福島さんは通過していました。
最初にやってきたのは滝川市役所の小西耕生選手でした。
ゴール後、挨拶に来てくださって感激です。
ありがとう、また応援しますね。

澤井玄のタイムは2時間24分57秒。
自由な時間が持てる分、まだまだ上を目指せると思うよ。
筋トレ頑張っているようで、頼もしい限りです。
陰ながら応援しています。

田野寛之さん、2時間25分55秒。
5kmごとのラップ、きれいに17分台でまとめましたね。

ここからは、作.ACメンバーの結果です。
猪俣圭介
作.AC札幌
2時間27分45秒
108位

[5km毎のラップ]
17分23秒-17分14秒-17分12秒-17分15秒-
17分12秒-17分19秒-17分51秒-18分21秒-
ラスト2.195km-7分58秒
前半ハーフ 1時間12分52秒
後半ハーフ 1時間14分53秒
一昨年は28kmで途中棄権、昨年は2時間30分07秒でした。
そして今年は2時間27分45秒。
不摂生だった生活を改善しようと始めたランニングで、ここまで速くなるなんて驚きです。
今年は春先から調子は今一歩で、目立った結果は残せませんでした。
しかし10月あたりから徐々に調子を上げ、3週間前の30km走、1週間前の10km走も設定通り。
最後の2ヶ月で体重も落とし、前日のミーティングでも一際、精悍な顔つきでした。
圭介の魅力は我慢強いところでしょうか。
何言われてもキレない(笑)
私?おそらく1回でキレるでしょう。
その我慢強さがレースに活かされていると思いますよ。
続いては、作.AC北海道の島谷樹。

島谷樹
作.AC北海道
2時間30分40秒
180位
[5km毎のラップ]
17分20秒-17分11秒-17分14秒-17分16秒-
17分15秒-17分18秒-17分39秒-20分00秒-
ラスト2.195km-9分27秒
前半ハーフ 1時間12分51秒
後半ハーフ 1時間17分49秒
今回は良い結果を出してくれると半ば安心していたのですが、まさかの35km以降ですね。
実に惜しい。
いつもなら「樹らしい」で次に進みますが(笑)
ここ数ヶ月の練習内容を振り返っても、決してオーバーペースではなかったはず。
10年近く樹をみていますが、ここまで来たら練習の見直しだけではないですね。
このペースで最後まで押して行くには、練習以上に内臓の強化だと思います。
35km以降は、かわいそうなくらい吐いて、立ち止まっての繰り返しですから。
生理的な部分なので、そう簡単に改善は難しいですが、ここを克服しないと、
次回も同じ結果になってしまうと思います。
直前に食べても手遅れ、日頃から食べないと走れません。
基礎的なところはクリアできていると思うので、
(記録の向上を目指すのであれば)
具体的な、例えば腸の改善や、日々の水分摂取など、食生活を中心に一つずつ当たっていかなければなりません。
とはいえ、作.AC北海道の活動で最も貢献度が高いのも島谷樹です。
自分の休みを全て費やし、今年も様々なイベントで活躍しました。
仕事をしながら自分の練習もして、大きな負担だったでしょうね。
競技だけに集中できたらもっと走れると思いますが。
そう思うと、申し訳ない気持ちになります。
ただ、多くの皆様に応援されるのは、その樹の人柄だと思うので。
なので、樹らしくていいんじゃない。
結局、そうなんですよね(笑)
下の写真は、いつも作.ACランニング講習会に参加してくださっている澤里あづみさんから。
5kmごと、心配しながら応援していたそうです。
今度こそ、樹は大丈夫だねと喜んでいたのですが。

山中一輝、こんなに長く走り続けるなんてね。

山中一輝
作.AC北海道
2時間33分39秒
260位
[5km毎のラップ]
17分53秒-18分09秒-18分02秒-18分07秒-
18分07秒-18分12秒-18分22秒-18分44秒-
ラスト2.195km-8分03秒
前半ハーフ 1時間16分11秒
後半ハーフ 1時間17分28秒

5年後、10年後を見据えたら、このスタイルの方が長持ちするでしょう。
ただ、一時的にでも良い結果を出したいなら週に2回は、実のある練習を取り入れなければなりません。
ですが今は、そこまで走りに燃えていないのだと思います。
今活躍している選手で10年後も残っているのは、ほんの一握りです。
意外と一輝は残っていると思います。
一輝の後ろを走る、阿部雅行。
一輝との競り合いは、見応えありました。

阿部雅行
作.AC北海道
2時間33分42秒
264位
[5km毎のラップ]
18分02秒-18分01秒-18分06秒-18分12秒-
18分12秒-18分13秒-18分28秒-18分26秒-
ラスト2.195km-8分02秒
前半ハーフ 1時間16分23秒
後半ハーフ 1時間17分19秒
今年の雅行は不調続きでした。
足のケガに風邪、インフルエンザと、すっきりした時がなかったように思います。
介護施設を経営、その多忙な毎日から心労が大きいのかもしれませんね。
責任感が強く、真面目なのが雅行の信頼につながっています。
時には甘えてもよいと思いますよ。
自分なんか、甘えっぱなしですから(笑)
いろいろ相談してくださいね。
直前にインフルエンザ、悔しかったと思います。

金内健治
作.AC北海道
2時間33分44秒
266位
[5km毎のラップ]
17分10秒-17分22秒-17分16秒-17分16秒-
17分12秒-17分33秒-18分24秒-22分06秒-
ラスト2.195km-9分25秒
前半ハーフ 1時間12分51秒
後半ハーフ 1時間20分53秒
2時間23分33秒の実績ある健治ですが昨年、今年と不調でした。
仙骨の疲労骨折に始まり、肋骨骨折。
ようやく走り始め、調子も上がってきたところでインフルエンザ。
それもレース1週間前。
1週間前の土曜日まで順調だったのにね。
なんと翌日曜日に熱が出て、レース2日前まで療養していました。
ですが、これも実力です。
「自分のせいでチームの士気をこれ以上下げたくない」
と、弱った体を押して出場しました。
表情も曇りがちでしたが、心配はしていません。
来年に向けて、頑張ろうね!
続いては福岡初出場から13年、ベテラン磯松紀広。

磯松紀広
作.AC北海道
2時間35分05秒
303位
[5km毎のラップ]
17分47秒-17分56秒-17分55秒-18分00秒-
18分03秒-18分26秒-18分40秒-19分20秒-
ラスト2.195km-8分58秒
前半ハーフ 1時間15分36秒
後半ハーフ 1時間19分29秒
磯松が初めて福岡国際マラソンに出場したのが2013年ですから、息が長いですね。
当時出場していたランナーで今なお走り続け、かつ福岡標準をクリアしている選手は数少ない。
その間、膝の出術を受けたり、原因不明で倒れ入院したことなど、決して順調ではなかったはずです。
記録より、続けることの苦しさ、喜びを知った上での今なのでしょうね。
尊敬します。
ここまで来たら、あと何年出場できるかチャレンジするのも素敵な目標だと思います。
初出場の作.AC札幌、菅悠介。

菅悠介
作.AC札幌
2時間36分35秒
329位
[5km毎のラップ]
17分53秒-17分59秒-17分55秒-17分52秒-
18分02秒-18分26秒-19分09秒-20分04秒-
ラスト2.195km-9分15秒
前半ハーフ 1時間15分37秒
後半ハーフ 1時間20分58秒
菅悠介にとって初の福岡でした。
晴れの舞台、喜びもひとしおだったでしょう。
レース前の静寂した緊張感。
B標準とはいえ、全国から2時間35分以内の公認記録をクリアしたランナーだけが集結しているわけですから。
ピリッとしますよね。
気楽にチャレンジできるレースとの格差を感じたと思います。
なので、今回は完走できただけで素晴らしい。
上を目指すのであれば、ここで休んだりせず、引き続き練習を積み重ねていってね。
これからも応援しています。
初出場の菅悠介、ご家族の皆さん。

ゴール後、清々しい表情ですね!

平和台陸上競技場前にて記念写真。

その後、太宰府天満宮へ行きました。
ここで参拝をし、お守りを購入するのが恒例となっております。
多くの海外観光客で賑わっていました。

パワーがもらえそうな場所ですね。

木々に見つめられているようで、心が洗われます。

午後7時から福岡国際マラソン打ち上げを行いました。
防府読売マラソン組の4人を入れると、総勢14名。
代表が場所を決めてくださいました。
料理もおいしかったです!

代表、樹、祐季、拓真の4人。

早朝の便でしたので、朝6時30分にホテルを出発しました。

新千歳空港にて。
また来年も出場できるよう、練習頑張ろうね!

練習の成果を発揮してこその実力なので、出せなかったということは実力がないとみなされても仕方ありません。
仲間だけは、その過程を知っていますし、そこは支えたいと思っています。
福岡国際マラソンに出場できるだけでも、すごいことですからね。
本当にお疲れ様でした!
今週末は、作.ACランニング講習会ですね。
皆様にお会いできることを楽しみにしております。