拓真、最後の学生選手権

2020年9月20日(日)

 

男子10000m終了後、円山競技場をバックに

学生生活最後の年、拓真にとっては試練の1年だったに違いありません。
特に今年は、コロナ禍の影響で、4月以降は大学のサークル活動が自粛となり、自主練習期間が約2か月続きました。
就職活動も一時中断、陸上競技場も閉鎖され走力も維持できず、不安が募ったのではないかと思います。
トレックレース、マラソン大会も中止、もしくは延期となり、走る意欲も失いかけたでしょうね。
よく辛抱したと労いたいです。

拓真とはいえば、爽やかで純直。
それでいて感受性が強く、物事ひとつ間違えた時の落ち込みようと言ったらもう、なぐさめようがありません。
それくらい繊細なのです。
2017年に北海学園大学に入学してきたころは、明るさの中に少し陰りがありました。
それは彼が、幼いころから様々な経験を積んできたからではないかと察しています。
私なら、期待に背いても離れることはありませんし、信用できなくなったとしても身内なら切り捨てることはありません。
しかし彼は、初めから諦めているところがありました。

「信じて付いて行っても、いつか離れるなら、初めから出会わないほうがいい」

その言葉がずっと離れませんでした。
3年は短いですね。
大学4年でよかった。
出会う相手によって、顔だちも、言葉遣いも、生き様すら変わります。
どれが正しくて、どれが間違っているかなんて、決められません。
ただ、拓真が童心に帰ったような表情を浮かべるたびに、彼にとってここは、間違いのない場所なのだと嬉しい気持ちになってしまうのです。

 

瀬能拓真

第72回北海道学生陸上競技対校選手権大会

8月21日(金)

10000m 8位 31分58秒78

 

ペース走のような走りで、最後まで追い込めなかったのが悔やまれます

 

8月23日(日)

5000m 9位 15分18秒94

 

スタート前

 

玄コーチが付いていると、子供に帰ります

 

緊張しますね

 

10000m同様、走りに切れがありませんでしたね

 

応援、ありがとうございました!!

 

第49回北海道学生陸上競技選手権大会

9月19日(土)

 

5000m 7位(2組1位) 15分05秒20

 

スタート前の緊張感

 

序盤から積極的でしたね

 

フォームも乱れず、真っ直ぐ前をみて走っていました

 

ラストも追い込めていましたね

 

2組目、トップでゴールしました

 

15分05秒20の自己ベスト、嬉しかったでしょうね

 

9月20日(日)

10000m 4位 31分37秒57

学生時代の4年間で燃え尽きたいなら、多少無理をしてでも結果を追わなければならないですし、
卒業後も仕事をしながら、競技者として走り続けたいのであれば、ケガを押して走ることは避けたいところです。
拓真は卒業後も走り続けたい気持ちが強いため、先を見据えた練習を心がけています。

 

会場入りする、作.AC北海道メンバー

 

応援は、拍手のみ

 

前日の5000mで15分05秒20の自己ベストをマーク、勢いに乗りたいところです

 

今は携帯電話で結果速報を知ることができます

 

スタート10分前の拓真の様子

 

スタート1分前の流しを入れる拓真、緊張しますね

 

この4年間で、心身ともに強くなったね

 

スタート後、札幌学院大学の有力選手に付きます

 

1周76秒(3分10秒)前後で周回します

 

応援も、声をかけられず拍手のみ

 

8000mまで前を引っ張りましたが

 

さすがに札幌学院大学の選手は強い!!

 

それでも、最後まで粘ります

 

ゴール後、倒れこんでしまいました

 

信用できる仲間に囲まれ、拓真は幸せだと思います

 

みんな、拓真のことが大好きなんだね

 

さすが先輩、その先は甘えさせません

 

一輝先輩と、拓真はココバードのぬいぐるみが大好きです

 

それを撮る、玄コーチ

 

北海学園大学陸上部の同期、仲が良さそうですね!!

 

お忙しい中、応援ありがとうございました!!

引き続き、宜しくお願い致します!

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