第7回日本最北端わっかない平和マラソン

2024年9月8日(日)

 

 

日本最北端わっかない平和マラソン、会場内にて。

皆様、こんにちは。

9月8日(日)稚内市にて開催された、第7回日本最北端わっかない平和マラソン。
昨年に引き続き、作.AC北海道がペースランナーを務めました。
2018年からですので、コロナ禍を挟んで5回目となります。
今年も大会関係者はじめ、マラソンを走られた皆様には大変お世話になりました。
心から感謝致しております。

私が初めて稚内を訪れたのは、23歳の時。
就職して購入したばかりの車を運転して北へ3時間、気づけば朱鞠内湖(笑)
神秘的で、少し恐ろしい気持ちになりました。
そのまま更に北へ行き、せっかくなら稚内まで行こうと、着いたのが夜の10時頃でした。
泊まる予定ではなかったのですが、宿泊先くらい探せばいくらでもあると、あまり深く考えていませんでした。
ところが、どこにもなく。
ようやく民宿のような建物を見つけ、玄関を開けました。

すると、70代くらいの男性が出てこられ、
「泊まるの?寒いし、早く入りなさい」
と、言ってくださいました。

遅いのに食事も出してくれて、でもほかに宿泊されている方もいないようで、
もしかしてもう廃業されているのに、無理しているのかなと思いました。

翌日、朝から帆立カレーでした。
帆立カレーなんて初めてで、きっと地元の特産物を出したかったのでしょう。
その気持ちがとても嬉しかったです。

その後、その方のすすめで利尻島にも行きました。

フェリーから見える利尻富士は最高でした。
帰りのフェリーが午後4時だったので走ったり、歩いたりしながら約20km。
1周する時間はありませんでしたが、なんだか気分がすっきりしました。
頑張ろうと思えたのです。

それ以来、いつか稚内に行ってあの時の民宿の方にお礼を言いたいと思っていましたが、
時の流れとともに忘れ去ってしまい。
今はもう、どのあたりだったか、全く思い出せません。

生きて行くには、無理な笑顔では相手に気を遣わせますし、悩んだ顔に近づこうとは思いません。
なので気付かれぬよう、いつも元気で、大きな声で挨拶して、爽やかさを意識します。
でも、どこかで歪みがでますしね。

いつでも帰っておいでと言ってくれるような、そんな町だと思います。
それが、この日本最北端わっかない平和マラソンにも溢れ出ていますね。

 

それでは、日本最北端わっかない平和マラソンの様子を写真にてどうぞ。

 

前日、留萌市の黄金岬にて。

札幌から稚内まで約5時間30分、距離にして約320km。
途中、深川ジャンクションから留萌へと向い、そのまま日本海側を通ります。

 

天塩町のスーパーでお弁当を購入し、みんなで昼食を摂りました。

そして午後4時30分。
稚内市に到着しました。

 

コース試走を10kmほど行いました。

翌日は朝6時に朝食を摂り、午前7時出発の移動バスでスタート地点へ向かいました。

 

稚内市北防波堤ドームから送迎バスが出ています。
選手の多くは、このバスに乗車します。

バスに乗り約40分。
スタート地点の宗谷岬に到着しました。

 

宗谷岬、ここがスタートです!

スタートまで、ご参加される皆様とお話しする時間がありました。

 

まさかあの有名な、「ピカピカー!ピカー!」の、
ピカチューさんとお会いできるなんて、とても嬉しいです。

 

出汁之介、かわいい!

出汁之介は、稚内観光イメージキャラクターだそうですよ。

 

なぜか、出汁之介に人気集中!!

 

みんな出汁之介が大好き!

 

りんぞうくんも、なかなかかわいいです。

 

耀大はGoProを装着して走ります!

そして午前8時30分より開会式。
司会を務めるのは、お馴染みの池田さん。

 

開会式前に写真を撮りました。

その後ペースランナー、一人一人の紹介がありました。
とても嬉しかったです。

 

フルマラソン3時間以内は作.AC北海道の磯松紀広と阿部雅行。

 

フルマラソン3時間30分以内は作.AC北海道の金内健治と山中一輝。

 

フルマラソン4時間00分以内は作.AC北海道の島谷樹と瀬能拓真。

 

フルマラソン4時間30分以内は作.AC北海道の市町耀大、作田徹、作.AC旭川の斉藤真仁。

 

フルマラソン5時間00分以内は作.AC北海道代表の菊地真司と作.AC旭川の延藤あずさ。

 

スタート地点はこのような状況です。

司会の池田さんの言葉は丁寧で、ご参加される皆様への気遣いもあって、とても良かったです。
温かい気持ちになります。

 

今年からフルマラソン5時間30分以内も新たに設けられました。
稚内市役所マラソン部の皆様が担当します。

ゲストランナーは川内優輝さん。
残念ながら、怪我のため応援に回られました。
ですが川内優輝さんにお会いできるだけで、私は幸せです。
朝食時にすれ違ったときは嬉しくて、胸が躍りました。

招待選手はSUBARU陸上部の真船恭輔さんと長田駿佑さん。

長田駿佑選手は北海道出身。
今年のニューイヤー駅伝は6区(11.2km)で区間8位(33分39秒)と健闘され、
5月の仙台国際ハーフマラソンでは1時間02分50秒で5位に入賞しています。

開会式終了後、グループ毎に写真を撮りました。

 

フルマラソン3時間以内の皆様と。
招待選手の兼重志帆さんもいらっしゃいますね!

 

フルマラソン3時間30分、アップ過ぎてドキドキします。
狭くて近すぎてしまい、申し訳ありません。

 

フルマラソン4時間以内の皆様。
まあ、嬉しい!!
だれかリリーズポーズしていますね!

 

4時間30分の皆様、元気いっぱいですね!!
笑顔が最高です!!

 

フルマラソン5時間以内の皆様。
完走目指して、頑張ってくださいね!

午前9時スタート。
私はフルマラソン4時間30分を担当致しました。
そこからみた写真となります。

 

スタート直後。
背中に文字があるとつい読んでしまいますね。

 

給水は凄く充実していました。
4時間30分でも、こんなにいっぱい。

 

11km地点、手前に見えるのが宗谷丘陵です。

 

増幌川、冬も凍らない川だそうです。

 

このエイドを越え、左折すると16km地点です。

 

ここからは小刻みにアップダウンがありますが、風は一時的に弱まります。

 

実際にはもっと開放された景色が拡がります。

 

今年も優勝!!
招待選手の兼重志帆さん、タイムは2時間50分27秒。
圧倒的な強さでした。

 

65BASEで活躍中の阿萬香織さんは3時間17分09秒。
この笑顔で、多くの市民ランナーを幸せにしていますね!
これからも応援しています。

 

続いて3時間以内を担当した作.AC北海道の紀広、そして雅行。

 

3時間30分以内は1kmあたり4分55秒。
一輝が写真を撮ります。

 

この大会は風が強く、一人でペースを維持するのはとても厳しいです。
なので集団走でお互い切磋琢磨し合えるといいですね。

 

作.RUNの瀧川修さん。
ご参加いただき、嬉しく思っています。

 

フルマラソン4時間切りに挑む選手の皆さん。
まだまだ余裕がありそうです。

 

フルマラソン4時間30分は1kmあたり6分20秒切り。
ですが風の影響でペースは一定しません。
なので余裕があっても前に出ないことが後半につながります。

 

17.6kmの折り返し地点。
地元、稚内TRCの幟が見えますね!

 

途中、お話ししましたね!
無理させてしまったのではないかと、心配していました。

 

もう稚内名物ですね。
全国各地を回られているとのことですが、その中でも稚内のこの大会が大好きだそうです。

 

16km付近、5時間ペースの大集団!
作.AC北海道代表が自ら走ります。

 

5時間30分ペースの稚内市役所マラソン部の皆様。
福原利奈さんは3時間30分を切る実力派ランナーなんですよ!

 

20km手前は緩やかな上りです。
ただ、海沿いほどの風はありませんので、リズミカルに走ることができると思います。

 

まもなく20kmを通過します。

 

そして再び、海沿いを走ります。

 

25kmの給水地点、エイドが充実していますね!

 

え!!
稚内TRC、折り返しにいたのにもうここにいる!!

 

27km地点、単調で飽きそうでしょ?
それが全然飽きないんですよ、風のおかげで。

 

そして、セイコーマートさんのブース第1弾。
豆大福です!!
笑顔に味がありすぎて、涙が出そう。

 

代表、食べたそうですね。

 

32km付近、コカ・コーラは嬉しいですね!
カフェインを含み、糖質も多く、炭酸はリラックス効果あります。

 

セイコーマート第2弾は、アイスキャンディです!!

 

34km付近でこの余裕、さすが稚内ランナーズ!!

 

4時間30分ペースの皆様も、召し上がってますね!

 

なかなかいいアングルで写真を撮りましたね。
さすが、延藤あずさです。

 

なんだかもう、みんなで楽しく走っている様子が伺えますね。
涙が出てきます。

 

この手書きのゴミ箱(涙)
「食べかけでもそのまま入れてください」
に愛情を感じます。

 

35km。
ここは応援こそ少ないですが右手にたくさんの船があり、街の活気を感じます。

 

PONTA君も応援しています。

 

豪さん、道東から遠かったでしょう。
作マラTシャツで迎えてくれて、ありがとう!

 

そして、うろこ亭の私設エイド。
ここは毎年、メロンが提供されるんですよ!!

 

1秒でも早くゴールしたいですが、こういうふれあいもマラソンの醍醐味です。
立ち寄ってくれて、嬉しいと思いますよ。

 

稚内漁業協同組合。
粋な応援しますね!かっこいいです!!

 

セイコーマート第3弾は京極の名水。
ちょうど水が欲しかったんです!!

 

37km地点。
残り5km、ここからが正念場です。

実は37km手前あたりからゴール地点が見えます。
そのゴールを横目に左折、ノシャップ岬まで2.5kmで折り返し、
再びゴールへと戻ります。
なので、ここで心折れてしまうことが多いのです。

 

ここは元気いっぱいのエイドです。
冷却スプレー持って、ひと際大きな声で何時間も(涙)
それだけで感動しました。

そして37.5km付近、折り返してゴールを目指すランナーとすれ違います。

 

瑠維さん、4時間切りましたね!
昨年11月「稚内で4時間切りたい」と話してましたが実現しましたね。
おめでとうございます。

 

作.AC猿払の久保貴人さん。
膝、早く良くなるといいですね!

 

4時間切りペースランナーは島谷樹。
後ろの杏子さん、Tシャツは第1回大会のものですね!

 

同じく4時間以内のペースランナー瀬能拓真。
残り500ⅿですね!

 

競歩で出場され、4時間切り。
日本選手権等でご活躍されているトップアスリート、立見真央選手です。
稚内を選んでくださり、とても嬉しいです。

 

作.RUNの鈴木さん、ご参加頂きありがとうございます。

 

赤レンガ走友会、これからも頑張ってくださいね!!

 

作田教室から美和子さん。
ご参加頂き、とても嬉しかったです。

 

帽子の上のぬいぐるみ、かわいいなと思ったのですが、
それ以上に「オヤジ・ジャパン・ランナーズクラブ」の方に目が釘付けです。

 

4時間30分の真仁、耀大。
耀大はGoPro付けて、大変だったでしょう。

 

稚内TRC、頑張れー!!

 

ここが最後のエイドですね。

 

5時間切りペースを担当した、作.AC旭川の延藤あずさ。
盛り上げてくれて、ありがとう!

 

あ、美瑛ヘルシーマラソンのブースでシューズ購入してくださいましたね!
よく覚えています。

ここでいったん、ゴール地点へと移ります。
スタートから4時間10分過ぎた頃でしょうか。

ゴール付近は、なにやらとても賑やかでした。
MCの方が、ゴールされるランナーひとり一人に声掛けしていて、また涙が出そう。

 

ゴールでのマイクパフォーマンス!!
プロの演歌歌手かと思うくらい、こぶしが利いて迫力ありました。
スタートの司会を担当された池田さんといい、芸達者が多いと感動致しました。

 

ゴール付近で、ペースランナーを務めた山中一輝が声援を送っていました。

 

美和子さん、完走おめでとうございます!

 

稚内TRCの阿部さん、30kmまで順調だったのに(涙)

 

そして4時間30分切りの選手もゴールへと向かいます。

 

このロケーション!!最高ですね。

 

真仁も、大感動!!

 

防波堤ドームをゴールにする演出、さらに感動的ですね。

 

引くに引けない、耀大のリリーズポーズ。

 

最後、なんとか4時間30分切りに間に合いました!!

 

残り300ⅿで内股攣りそうと諦めかけていましたが、見事なスパート!!

 

頑張りましたね!!お疲れ様でした!!

 

熊さん、作マラTシャツで走ってくださりありがとうございます!

 

無事、5時間切ったようで安心しました。
来年もぜひ走ってくださいね。

 

5時間ペースランナーを務めた菊地代表。
5回連続ですね!!

 

北海道銀行様、いつも大変お世話になっております。

 

5時間30分のペースランナー。
稚内市役所マラソン部の皆様、お疲れ様でした!

 

真紀ちゃん、完走出来て安心しました。

 

磨巳子さん、最後ウォーキングで辛かったでしょう。
それでも笑顔でゴール!!

 

6時間ゴールまで、沿道の応援は絶えませんでした。

 

地元、稚内TRCの皆様。

大会終了後、会場内の飲食スペースにて昼食を摂りました。

 

一輝、美味しそうだね!!

 

最後に記念写真を撮るため、北ふ頭へ移動しました。

 

青々とした海も最高でした!!

時計を見ると午後4時。
さあ、お風呂に入って、車で札幌まで帰りましょう。

 

車内では、ぐっすり寝てました。

いかがでしたでしょうか。
あまりに楽しかったので、あれもこれも思い出すうち、こんなに長くなってしまいました。
申し訳ありません。

今週末は、作.ACランニング講習会ですね!
オホーツク網走マラソン、くりやまハーフマラソンのアドバイスを致します。
もちろん、この日本最北端わっかない平和マラソンの楽しかったお話しもしますね。
今月の昭和歌謡講座はゴールデン・ハーフを特集します。

それでは、週末も無理なく。
練習頑張ってくださいね。

>LIFE with RUNNING 「作.AC」

LIFE with RUNNING 「作.AC」

 この先もずっと、「走り」を楽しみ、「競技」に熱くなり、多くの「仲間」と共に走り続けられる。そしてランニングを通してこそ経験できるランニングスタイル"LIFE with RUNNING"を大切にするチームとして作.ACは活動を続けていきます。

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