苫小牧30K2023

2023年3月26日(日)

 

とても楽しい30kmでした!

苫小牧市緑が丘公園陸上競技場発着において、(株)アールビーズ様主催の苫小牧30Kが開催されました。
30K(サーティケイ)シリーズは全国各地で行なわれており、苫小牧30kは昨年に引き続き今年で2回目となります。
その名の通り30kmを走るのですが、公園内5kmコースを6周するというタフな道程です。

今年度も作.AC北海道、そして作.AC札幌がペースメーカーを務めさせて頂きました。

1km/4分15秒 澤井玄(作.AC北海道)、島谷樹(作.AC北海道)
1km/4分30秒 金内健治(作.AC北海道)、作田徹(作.AC北海道)
1km/5分00秒 阿部雅行(作.AC北海道)、猪俣圭介(作.AC札幌)
1km/5分30秒 山中一輝(作.AC北海道)、澤井いずみ(作.AC北海道)
1km/5分45秒 柳澤保志(作.AC札幌)、木村圭佑(作.AC旭川)
1km/6分00秒 中野正章(作.AC札幌)、大井戸麻衣(作.AC札幌)
1km/6分15秒 渋谷暁(作.AC旭川)、伊藤智子(作.AC札幌)
1km/6分30秒 小林優紀子(作.AC札幌)、小玉淳史(作.AC札幌)
1km/7分00秒 小高公秀(作.AC札幌)、上月閑加(作.AC札幌)
MC・サポート 太田尚子(作.AC北海道)、市町耀大(作.AC北海道)

目標とする大会で満足のいく結果が出せるよう、この30kmでしっかりとシミュレーションして欲しいと願っております。

 

スタート10分前、作.AC北海道の澤井玄さんによるレースアドバイス。

1km/4分15秒のペースランナーを務めた澤井玄選手。
先月行なわれた大阪マラソンで2時間22分53秒と約1年振りに自己ベストを更新しました。
好奇心旺盛な彼は本来、他のスポーツの方が合っていたのかもしれません。
陸上を続けもう20年経つのですね。
頑固で一途な玄君だからこそと感心します。
色々な誘いも多かったでしょうに。

30Kシリーズの特徴はペースランナーが付くことです。
1kmあたり4分15秒(フルマラソン3時間切り)から7分(フルマラソン5時間切り)まで、7グループに分かれます。

 

1kmあたり4分30秒は金内健治さん、市町耀大さん。

金内健治さんは先月の大阪マラソンで2時間23分33秒。
4年振りに自己ベストを更新しました。
市町耀大さんは小樽商科大学で勉学に励みながら、走り続けています。

 

1kmあたり5分ペースは阿部雅行さん、猪俣圭介さん。

阿部雅行さんの自己ベストは7年前の2時間31分59秒。
現在もフルマラソン2時間35分以内の走力をキープしています。
猪俣圭介さんは昨年の北海道マラソンで2時間39分59秒。
まだ20代前半ですので、これからが楽しみですね。

 

1kmあたり5分30秒は山中一輝さん、澤井いずみさん。

山中一輝さんの自己ベストはフルマラソン2時間29分15秒、5000mは14分58秒23。
澤井いずみさんは旭川龍谷高校、関西大学で第一線で活躍した実力派。

今回、1km5分30秒で申し込まれている方が多いとお聞きし、急きょ5分45秒を設けました。
なのでゼッケンも手作りです。

 

1km/5分45秒はベテラン柳澤保志さん、木村圭佑さん。

また、1km/6分もボリュームゾーンとお聞きし、6分15秒を設け2つに分かれました。

 

1kmあたり6分15秒は渋谷暁さん、伊藤智子さん。

 

1kmあたり6分30秒は小林優紀子さん、小玉淳史さん。

 

1kmあたり7分は小高公秀さん、上月閑加さん。

ペースランナーの紹介後は、準備体操。
会場内は一体感があり、一気に胸が踊りました。

 

皆様、一緒に体操してくださってありがとうございます!

午前9時に一斉スタートしました。

 

滝川市役所の小西耕生選手、今や道内を代表するランナーの一人です。

 

1kmあたり4分15秒はフルマラソン3時間切りペース。

私が20代~30代の頃は、GPS機能付きの時計などはなく5km毎のK表示だけが頼りでした。
それがない大会も多くありましたね(笑)
なので一体自分がどのくらいのペースで走っているのかわからず、ゴール手前で焦る、逆に喜ぶことも多々ありました。
結果として主催者側で用意されている距離表示がゴールタイムとなりますので、
狙っている大切なレースではぜひ、5km毎のK表示の確認を推奨致します。

 

ここはスタートして800m地点、唯一の上りです。

5月21日(日)に開催される洞爺湖マラソン。
昨年は20kmレースでしたので、フルマラソンは4年振りとなります。
3時間切りを確実にするためにも、4分15秒は余裕を持って走りたいところです。

 

皆さん、表情に余裕がありますね!

最後の1周(25km通過以降)は澤井玄さんが前のグループを、島谷樹さんが後ろのグループをサポートしたようです。

 

28km手前、低温と強風のなか4名の選手が最後まで残っています。

実際には、終盤ビルドアップ出来るのが理想です。

 

寒い中、お疲れ様でした!

続いては1km/4分30秒。
金内健治さん、サポートで市町耀大君が入りました。

 

フルマラソン3時間10分切りペースですね。

年齢とともに、体に痛みを抱えるようになりますね。
ですが、今まで良い想いをたくさんしてきたので、その代償だと思えば清々しいです。
子供の頃から陸上部でしたので、もう45年。
走るために学校に行って、走るために仕事に就いて。
これで良かったのでしょうかね。

若いメンバーに、私のようになってもらいたくないと思うときもありますが、
でもどこかで期待してしまいます。

 

良い鍛錬になりますね!

 

気持ちの優しい金内健治。

健治君は大学までは1500mに特化していました。
短い距離に拘り、5000mを走ったのは大学4年の秋でしたね。
筋力を活かした走りから、年齢とともに効率の良いフラット走法に変わりつつあります。

 

これだけの皆様と一緒に走ることが出来、とても嬉しいです。

1kmあたり5分00秒はフルマラソン3時間30分ペース。

 

雅行、圭介いつもありがとう!

苫小牧30Kのコースですが、5kmの周回コースを6周します。
けっこう入り組んでいます。
理想を追うと、もっと良いコースがあるかもしれません。
ここは公道使えない、ここは歩道のみ、道幅狭いなど。
おそらく色々な規制があるのでしょうね。
私も長らくペースランナーをさせてもらい、
走りながらどうしても、ご参加される皆様のことを考えてしまいます。
ここに小さな凸凹がある、ここでよそ見したら転倒の危険がある等。

厳しい条件下の中、今年も苫小牧30Kを実現してくださり、
主催者の(株)アールビーズ様には感謝しております。

 

競技場を出てすぐに左に曲がります。

 

強風の中、お互い励まし合って。

 

苫小牧市緑が丘公園の直線コース。

ラスト1周で余裕のある選手が次々に前に出たようです。

 

幸先良い走りですね!

1km/5分30秒は一輝といずみちゃん。

 

4時間切りを目指す皆様、最後まで応援しています。

 

周回毎、陸上競技場に戻ります。

 

フルマラソン4時間以内を目指すには、5分30秒で走り切りたいところです。

続いては、1km/5分45秒。
保志コーチと、圭佑が担当しました。

 

この日のコンディションを考えると、5分45秒でも4時間切りに対応できると思います。

 

保志コーチのシューズはNOVABLASTですね。

疲労回復時はもちろん、脚をこれ以上疲れさせたくない。
前傾というより、足全体で走るときに優れたシューズだと思います。

 

笑顔で応じてくださり、とても嬉しいです!

1km/5分45秒グループは余裕があったせいか、ラスト1周で前に出る選手が多かったようです。

 

最後までサポート頂き、ありがとうございます!

1km/6分はナンシーと大井戸麻衣。
ここは声が出ていましたね!

 

1kmあたり6分のナンシーと麻衣さんが、とても良いコンビネーションでした。

 

ナンシーのガッツポーズ、こちらまで元気になります。

 

アットホームな雰囲気、ナンシーならではですね!

1km/6分15秒は渋谷暁さん、伊藤智子さん。
昨年10月16日(日)栗山ハーフマラソンでも同じコンビでペースランナーを務めました。
もともと攻める走りをする二人ですが、ペースランナーとしては定評があります。

 

手をたたきながら、盛り上げます。

 

前と後ろに分かれ、それぞれに務めます。

 

陸上競技場を周回するのがいいですね!気持ちが上がります!

1km/6分30秒はベテラン小林優紀子さん、そしてフレッシュな小玉淳史さん。

 

1kmあたり6分30秒はフルマラソン4時間35分~40分ペース。

 

沢山の皆様と一緒に走ることが出来て、嬉しいですね!

 

ここの上り、けっこうきつかったですね。

 

寒かったにもかかわらず、笑顔で。

最後は1km/7分の小高公秀さん、上月閑加さん。
二人ともペースランナーを務め、10年。
7分と言えば公ちゃんと言われるまでになりました。

 

声がけも素晴らしい、公秀キャプテン。

 

もちろん番長も、素晴らしい。

皆さんの様子を伺いながらお声がけ頂き、感謝しています。

 

いつもありがとう!

ここからは個人の勇姿をご覧くださいませ。

 

北海道を代表するランナーの一人、滝川市役所の小西耕生選手。

【5km毎のLAP】
16分42秒-16分24秒-16分29秒-16分22秒-16分23秒-16分15秒。
20km通過が1時間05分57秒、しかも一人で。
最後の5kmは3分15秒ペース。
トータル1時間38分35秒(ave.3分17秒)は見事です。
若干のタイムラグがあるため、おそらく実力は更に上でしょう。

個人的には小西さんの走りに注目しています。
昨年、満を持して出場した北海道マラソンで悔しい思いをし、
続くオホーツク網走マラソンで再挑戦するも、後半苦しい展開となりました。
立派なのは、二度失敗しながらもマラソンを諦めていないところです。

苫小牧30Kに参加してくれて、ありがとう。
今年も陰ながら、小西さんを応援しています。

 

雅直さん、これからも宜しくお願い致します。

 

直輝、友達出来ましたか?

65BASEの阿萬香織さん。
いつ見てもかっこいい!

 

スター性がありますね!

 

居上さん、作マラTシャツで走ってくださって(涙)

 

月居さん、特にラストスパートがカッコ良かったです!

 

小林さん、満足のいくゴールだったと思います。

 

治、辛いこともあったでしょうが走り続けてくれて嬉しいです。

 

宮崎先生、いつか増田明美ファンミーティングしたいですね!

 

堀美香、苫小牧30kを走ってくれてありがとう!

 

達矢さん、復活してきましたね!

 

隆憲さん、ぜひまた練習会にいらしてくださいね!

 

久美さん、1km/6分30秒で最後まで走れましたね!

 

磨巳子さん、遠く離れても走り続けてくださいね!

 

最後まで諦めず、走り続けてくださり感激です。

前途ある若者が中心となって苫小牧30kを盛り上げ、こんな嬉しいことはありません。

 

雨風の中、お疲れ様でした!

30k(サーティケイ)シリーズ、次回は7月23日(土)札幌モエレ沼公園での開催となります。
ちょうど北海道マラソン1ヶ月前の距離走、暑さ対策として多くの皆様にご参加頂けると嬉しいです。

最後になりましたが、苫小牧30Kを主催くださった(株)アールビーズ様。
企画、準備、後片付けと、本当にありがとうございます。
そして、いつも作.ACを応援してくださり感謝しています。
これからも協力致しますので、引き続き宜しくお願い致します。

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