大阪マラソン2023

2023年2月26日(日)

 

今里筋の直線、37km付近を走る作.AC北海道の澤井玄選手。

皆様、こんにちは。
2023年2月26日(日)第11回大阪マラソンが開催されました。

作.AC北海道関係分は以下の通りです。

【作.AC北海道】
澤井玄 2時間22分53秒 92位
金内健治 2時間23分33秒 98位
山中一輝 2時間29分15秒 147位

3名とも2週間前の全日本実業団ハーフマラソンに出場。
その結果から想定されたタイムはクリアできたと思います。
しっかりと走り切ることができたのも、皆様からの温かい応援があったからこそです。
本当に、ありがとうございます。

それでは、大会の様子をご覧くださいませ。
まずは前日の様子からどうぞ。

 

伊丹空港到着後、大阪モノレールにて移動しました。

代表から事前に、
「週末の新千歳空港は凄く混むから、余裕を持って出発してね!」
と言われていたのですが、実際に新千歳空港に到着したのは約1時間前。
既に駐車場は満車で1時間待ちでした。
焦った気持ちのまま、3人を新千歳空港に残し、私はJR南千歳駅前の駐車場まで戻りました。
JR南千歳駅から新千歳空港までの距離は約3km。
なんとか搭乗手続きに間に合いましたが、やはり何事にも余裕が必要ですね。
その後、飛行機に乗り伊丹空港に到着。
そのまま選手受付会場へと向かいました。

 

受付会場は大阪城公園周辺にあるホテルモントレ・ラ・スール大阪。

一般の部の受付は別会場となります。
地下鉄中央線コスモスクエアで下車し、そこから徒歩15分。
インテックス大阪1号館・2号館にて受付をしました。

 

一般の部で出場の山中一輝。

受付後ホテルにチェックインし、前日調整練習。
ホテル近くには長居公園があり、それぞれのペースで10km程度走りました。
長居公園は1周約2.8km弱、とても走りやすいです。

 

最後に軽く流しを入れたようです。

長居公園には地元で人気のレストランやカフェ、洋菓子店などがあります。
また、大阪国際女子マラソンのスタート・ゴール会場としても知られていますね。

 

夕方でしたが、とても賑わっていましたよ!

最近はザ・リリーズの「好きよキャプテン」がお気に入りのようで、

 

決まってこのポーズです。

夕食は、やよい軒で。
前日はできるだけ、内臓に負担のかからないものを食べるようにしていますが、
若いときは、あまり影響がないようですね。

 

健治と一輝は、生姜焼き定食を食べました。

 

代表と玄は、やよい御膳がクーポンで100円引き!!と、喜んで注文していました。

そして翌朝。
朝食は各自にしました。
ちなみに玄の朝食は前日の夜、コンビニで購入したドリアだそうです。
玄は前日だろうが当日だろうが、食べるものはあまり気にしません。
何でも喜んで食べます。

 

地下鉄長居駅周辺のホテルにて。

前日に走るのでしたら、長居駅周辺はおすすめです。

 

朝6時24分の地下鉄に乗車。

会場到着後、エリートの部の控え室にて。

 

コース動画を何度もチェックし、集中しているようです。

 

どの地点で応援するか、代表と打ち合わせました。

 

一輝と、明さん。

明さんは、この大阪マラソンで3時間を切るのが目標です。
昨年8月の北海道マラソンでは3時間06分04秒、12月の青島太平洋マラソンは3時間01分24秒。
どちらもあと一歩のところで切れなかっただけに、この大会に懸ける想いは相当だと思います。
1週間前の12000mペース走、4日前の6000m最終刺激も好調だったようで何とか3時間切って欲しいですね!

 

ここからは大阪マラソン2023の様子になります。

どうぞ、ご覧くださいませ。

 

大阪城をバックに、菊地代表。

作.AC北海道の山中一輝はエリートの部では出場出来ず、今回は一般の部でエントリーしました。
エリートの部は男子フルマラソンで2時間28分以内、ハーフマラソン1時間08分30秒以内。
来年はエリートの部での出場を目指して欲しいです。

 

一般Aグループの選手は1時間以上前から、スタート地点に入ります。

朝の気温は2℃と、大阪にしては相当寒かったと思います。
待っている間、トイレも行きたくなるでしょうに。
ですが、ご出場される皆様のスタイルをご覧ください。
寒さ対策万全ですね!

 

ちょうど真ん中辺りに一輝と、Team Saku HOKKAIDOの明さんがスタートを待っています。

一方、エリートの部はギリギリまで調整できます。
トイレで並ぶこともありません。
整列はスタート15分前。

 

誰もが憧れるエリートの部、来年は一輝も出場して欲しいです。

 

フルマラソンエリートの部は9時15分スタート。

代表と私はスタート30分前に会場から移動。
地下鉄大阪ビジネスパーク駅から乗車し、11km付近の大正駅で降車しました。
そこから桜川へと移動しました。
桜川で応援後は日本橋、谷町九丁目、今里と地下鉄千日前線がマラソンコースとなっているため回りやすいです。

 

10km付近、トップ集団は約60名いました。

 

第2集団、1kmあたり3分10秒前後でしょうか。

 

作.AC北海道の澤井玄選手と金内健治選手、10kmは33分52秒で通過しました。

 

大きな集団が形成されていましたので、走りやすかったと思います。

 

続いて、山中一輝も元気に通過。

 

3時間切りをねらう大集団、これはいいですね!

桜川では10km付近、17km付近で応援しました。

 

玄と健治、どちらも余裕がありました。

 

一輝も1kmあたり3分30秒をしっかり守っています。

17kmを過ぎるとコースは、なにわ筋を走り、岸里で折り返し、そのまま千日前通へと戻ります。

 

25km過ぎ辺り、千日前通。

 

健治も手を振って応えてくれました。

 

26km手前の一輝、まだ少し表情に余裕がありますね。

その後、下寺町で千日前通を右折、天王寺公園で折り返し、再び千日前通りへと戻ります。
私と代表はその間、谷町九丁目へと向かいます。
ここがちょうど30kmあたり、玄も健治も残っていました。

 

このまま行くとゴールタイムは2時間23分30秒前後ですね。

 

これだけの集団ですので、粘れそうですね!

続いて遅れること3分。
一輝がやってきました。

 

一輝!!ここは我慢、我慢だよ。

そして最後の応援は今里筋。
谷町九丁目から今里までは約2.6km。
走って向かいました。

 

37kmの今里筋、玄が前に出ました。

表情に鋭さを感じました。

 

なので今回は行けるんじゃないかと。

澤井玄 2時間22分53秒 92位
17分03秒-16分49秒-16分53秒-16分52秒-
16分55秒-16分56秒-16分46秒-17分06秒-7分33秒
前半1時間11分21秒-後半1時間11分32秒

玄の公式初レースは2019年の福岡国際マラソンで、タイムは2時間28分21秒。
その後、コロナ禍を経て出場したのが2021年12月の防府読売マラソンで2時間24分55秒。
以下、
2022年2月 別府大分毎日マラソン 2時間24分17秒
2022年2月 大阪・びわ湖統合マラソン 2時間25分56秒
2022年3月 東京マラソン 2時間28分55秒

マラソンで大崩れすることはなかったのですが、昨年8月の北海道マラソンでは熱中症のため後半失速しました。
その時以来、約6ヶ月振りのマラソンになります。
マラソンから逃げないためにも、ここは無難にまとめたいというのが本音でしょう。
昨年の10月以降、大学時代に手術した股関節損傷の痛みが再発し不安な時期もありましたが、
もうそこは吹っ切れています。
ロング走はペースを落とし、股関節へ負担をかけないよう務めました。
30000mペース走は1月に3分45秒ペースで1本入れたのみ。
その分16000m、12000m、8000mは質を意識しました。
レース3日前の木曜日。
余裕を持ったペースで8000m走(ave.3分20秒)を行なったのが最後のポイントでした。

自己ベストを更新し、安心したでしょう。
股関節のためにも、しばらく休んでね。

 

続いて金内健治。前を走るのが天満屋の渡邉桃子選手です。

天満屋の渡邉桃子選手は関西大学の出身。
作.AC北海道の澤井いずみ選手と渡邉選手は同じ関西大学駅伝部、しかも同期で仲が良かったそうです。
そんなこともあってか、何となく親しみを感じています。

 

2時間23分08秒で総合3位、日本人トップの渡邉桃子選手。

金内健治 2時間23分33秒 99位
17分09秒-16分43秒-16分54秒-16分52秒-
16分55秒-16分55秒-16分47秒-17分22秒-7分56秒
前半1時間11分21秒-1時間12分12秒

健治の自己ベストは2019年12月の福岡国際マラソンで2時間29分49秒。
それ以来、何度かフルマラソンにチャレンジしたものの、どれも見応えのないレース展開で、本人も悔しかったと思います。
さらに昨年の北海道マラソンでは膝を痛め、25kmで途中棄権。
ただ今回は、何としても自己ベストを更新したいという気迫に満ちていたので期待していました。
こんなにきれいに5km毎のラップを揃えたのは初めてではないでしょうか。
良く粘ったと思います。

 

健治、おめでとう!

 

そして一輝がやってきました。

 

35km以降、苦しそうでした。

 

なんとか2時間30分は切って欲しい。

山中一輝 2時間29分15秒 147位
17分28秒-17分22秒-17分29秒-17分27秒-
17分21秒-17分17秒-17分24秒-18分46秒-8分41秒
前半1時間13分33秒-後半1時間15分42秒

一輝は走りのセンスは誰よりも勝っています。
ただ誰にも勝てないのが、負けたくないという気持ち。
5回に1回くらいは譲らない一輝を見ることが出来るのですが、大抵は譲ってしまう。
長く続けるには、それが一番なのですが、でも。
相手を蹴落としてでもという、嫌な自分を演じられるようになれば、一輝は一番になるでしょう。
このタイムで満足して欲しくないです。
でも、いつもボケーッとしている優しい一輝が、みんな大好きなんだと思う。
ようやく2時間30分切ってくれて嬉しいです。
おめでとう。

その後、ゴール会場へ移動しました。
ゴール手前の大阪ビジネスパーク付近にて。
Team Sakuの松浦明さん、3時間切りのペースランナーとともにやってきました!

 

3時間切りを目標にしていた明さんにとって、これは嬉しいですね。

 

輝いていますね!

 

最後まで気を緩めずに!!

松浦明さんは2時間59分21秒でゴールしました。
いつも、つどーむでお会いしていました。
一人でやってきて、一人で追い込んで、一人で帰って。
良くここまで。
本当におめでとうございます。

 

ゴール後、澤井玄さんの足。

玄は外から内への足の蹴りが強く、いつもこのような状態になります。
この後の処置は水洗いをし傷パッドで覆い、さらにケアリーブを貼ります。

 

大阪城ホールをバックに写真を撮りました。

 

走り終った後は清々しい気持ちになりますね!

 

皆様、お疲れ様でした!!

会場を後にし、いつもですとファミリーレストランで食事をするのですが、この日はどこも混雑していました。
少々高級でしたが、仕方ありません。

 

焼肉にしました。

健治も玄も、一輝も嬉しそうでしたね!
レースを振り返りながら、会話も弾みました。

 

代表とはここでお別れです。

代表を見送った後、難波周辺の繁華街を散策しました。

 

マラソン後、階段を上るのも大変です。

グリコの撮影場所が大変混雑していたため、あっさり諦めました。

 

でも、これでいいんじゃない。

 

たこ焼き、美味しかったね!

 

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 この先もずっと、「走り」を楽しみ、「競技」に熱くなり、多くの「仲間」と共に走り続けられる。そしてランニングを通してこそ経験できるランニングスタイル"LIFE with RUNNING"を大切にするチームとして作.ACは活動を続けていきます。

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