第11回作.AC真駒内マラソン御礼

2025年11月9日(日)

 

 

ご参加された皆様、ありがとうございました。

2025年11月9日(日)今年で11回目となる、
第11回作.AC真駒内マラソンを開催いたしました。

2017年の第4回大会以降、恵まれた環境に慣れてしまっていたので、
2014年の第1回大会、2016年の第3回大会での雪、大雨、強風、寒さでの教訓を、
すっかり忘れておりました。
人生に慣れてはいけない、ということを改めて感じた次第です。

第10回で「全国ランニング大会100撰」に選出されたのは、
見えるもの、見えないもの、全てが後押ししてくれたからこそですね。

まさしく、第11回のテーマ「初志貫徹」にふさわしい大会となりました。
深く感謝しております。

 

今回のことで、作.AC北海道メンバーとの絆も深まりました。

今年は滑和也が大活躍、3月の東京マラソンで2時間16分56秒でしたね!
佐藤理子も800m、1500mで活躍、充実した一年となりました。

 

作.AC札幌メンバー、今年も多くの大会でペースランナーを務めました。
悠介、圭介、敦志は12月の福岡国際マラソンに出場するなど、競技面でも頑張っています。

 

改めまして、こんにちは。

どうやって書き出そうかと思いながら、3日経ってしまいました。
すぐに皆様に想いを伝えたかったのですが、うまくまとめられず。
本当に申し訳ありません。

ご出場された皆様、ならびに関係者の皆様。
このたびは、ご心配、ご迷惑をおかけしました。
にもかかわらず真駒内公園まで足を運んでくださり、感謝に堪えません。
作.AC真駒内マラソン、ならびに作.AC北海道のホームページにも発表しましたが、
フルマラソンからハーフマラソンに変更になったことを知らずに、
会場内にいらっしゃった方もいたようです。
深くお詫びいたします。

そんな中、主催の(株)アールビーズ様には、
作.AC北海道の想いを最優先してくださり、感謝しております。

ただ、想いだけで実現できるものではありません。
前々日まで準備していたものを、一から練り直さなければならず、
動転したまま、大会当日を迎えるという状況でしたから。

時期的に、まだ除雪機は手配できませんでした。
そうなると、全て手作業になります。

この状況で、明日まで完璧にはできない。
とした上で、優先順位を決めました。

菊地代表からの指示で、

・スタートとゴール周辺の除雪、および整備
・一番の難所、土手からサケ科学館にかけて
・ラスト1.0975kmのサインをわかりやすく

ここを重点的に。
薄暗くなる夕方5時を目処に作業を開始しました。

今回、多くのボランティアを務めてくださった、
作.AC北海道が運営するTeam Saku HOKKAIDOメンバーには、

「各自スコップ、ショベル、ママさんダンプ持参で集合」

と呼びかけました。
Team Sakuの皆様、ありがとうございます。

 

嬉しかったのが、午後のことです。

「私、明日参加するものです」

「私たちで手伝えることはありませんか?」

「作.ACには色々な大会でお世話になっているから」

「なんとか開催して欲しい」

と次々に、スコップを持ってやってきてくださったのです。
15人前後はいたでしょうか。
聞くとランニングチームのラントリップ北海道さん、パンニングさんのメンバーでした。

 

※他のチームもいらっしゃっていたかと思います。
全員にお聞きできず、申し訳ありません。

 

暗くなり、会場が閉鎖になったあとも、

「あともう少しだから」

と、手伝ってくださいました。
ありがとうございます。

人の心って単純ですね。
これだけで元気になりましたよ。

また、大会レポートも全て確認しました。
想いを伝えるだけでも勇気のいることだと思います。
嬉しいというか・・涙が出てきました。

多くの皆様から要望の高かった件につきましては次回以降、
私からお伝えいたしますね。

 

ここからは前日と当日の様子をご覧ください。
今回は、大会結果および表彰式がメインとなります。

 

それでは前日の様子からどうぞ。

 

11月8日(土)午前中の写真です。

 

この景色を目の前にしたときは、気が遠くなりました。
皆様に申し訳なく思っています。

今年は5月3日の、なよろ憲法記念ハーフマラソンを皮切りに、

・深川ロードチャレンジ2025
・日本最北端わっかない平和マラソン2025
・オホーツク網走マラソン2025
・第4回くりやまハーフマラソン
・当別スウェーデンマラソン2025
・北ガスリレーマラソンinプレミストドーム

など道内各地でゲスト、ペースランナーを務めましたが、

そのたびに、

「今年の作マラ、楽しみにしています!」

「作マラを今年最後の目標にしています!」

と、本当に多くのランナーの皆様に声をかけて頂きました。

なので簡単に諦めるわけにはいかなかったのです。

 

できることから始めました。

 

真駒内川の土手付近。

 

かなり深い雪でしたが、3時間ほどできれいになりました。

この箇所は、一番重要視した箇所です。
ラントリップ北海道の田中さんはじめ、多くの皆様。
夕方遅くまで、ありがとうございました。

 

 

ここはけっこう固まった雪でしたので、力が必要でした。

 

道のない状況からのスタートでしたので、時間がかかってしまいました。

 

滑和也選手、金内健治選手など、走る方でも活躍するメンバーにとっては貴重な一日。
除雪だけで終わらせてしまい申し訳なかったです。

 

翌朝も引き続き行いました。
悠介、敦志ありがとう。

 

雅行、圭介、椋さん、ありがとう!

 

午前7時より、受付開始。
ロッテンマイヤーさんは12時から10kmの部に出場します。
11時くらいまで、お手伝いいただきました。

 

動揺はしていますが、落ち込んではいられません。

 

朝6時30分より、弾みをつけるべく声のリハーサルをしました。
総合司会を担当してくださった、中嶋あゆみさんと。

 

午前7時54分現在、スタート付近の除雪は終わりました。

 

朝7時30過ぎあたりから、選手の皆様が続々と会場入りしました。
驚いたでしょう。
申し訳ありません。

 

京極町で「新たな食文化の創造につなげる取り組み」を積極的に行っている、吉川さん。
毎年、ご参加くださっています。

北海道人らしい食名人・吉川さん

 

今年もご参加くださり嬉しいです。
たくさんの差し入れ、ありがとうございます!

 

じゃがいも、おいしかったです。

他にも多くの皆様から、お土産などいただきました。
本当に、ありがとうございます。

 

10時より開会式、この日のためにバックパネルを新しくしました。

 

チームメンバー全員、5秒程度挨拶しました。

 

不安な表情は見せぬよう、堂々とね!

 

作.AC北海道代表の菊地真司より、注意事項など。

 

 

その後、準備体操。
膝肘もも上げ30回、その場もも上げ30秒。

 

次に、滑和也選手よりスタート前のストレッチを教わりました。

 

エア縄跳び50回を行う皆様、真剣に動いてくださり嬉しかったです。

 

スタートは10時30分に変更といたしました。

※フルマラソンからハーフマラソンに変更しております。

 

スタート3分前。

 

スタート2分前、北海道のトップランナー土橋晋也さんにインタビューしました。

 

ハーフマラソンのスターターを務めるのは、作.AC北海道代表の菊地真司さん。

 

スタートしました!

 

3.5km付近ですね。

 

この時点で溝手選手が2位、土橋選手が3位でした。

 

渡辺選手、今年は大きく飛躍しましたね!
来年の福岡国際マラソンに出場できることを祈っています。

 

6km付近。

 

真駒内公園内では土橋選手が1位、溝手選手が2位でした。

 

15km地点でも競い合っていました。

 

残り1.0975km、溝手選手が単独1位です。

 

男子総合優勝、溝手奏奈太選手。
タイムは1時間12分23秒。

 

おめでとうございます!

 

第2位は北海道ランナー界の第一人者、土橋晋也さん。

 

作.AC真駒内マラソンと言えば、土橋晋也さん。
と言われるくらい、第1回の優勝からずっと出場されています。

土橋晋也さんは埼玉県出身で、北海道大学医学部出身。
長きにわたり、北海道のランニングシーンを牽引してきました。
自己ベストは2024年の東京マラソンで2時間19分45秒。
仕事をしながら2時間20分を切るなんて。
妥協を許さない、強い意志あってのことだと思います。

若い若いと思っていましたが、すでにもうベテランの域ですね。
整形外科医として、現在は医学博士号取得のため、
勤務をしながら、研究を重ねています。
学生時代は走る時間もあったでしょうけど。

お医者さんとして落ち着いたら、作.AC北海道メンバーと倶に、
作.AC真駒内マラソンを守ってくれたらと強く願っています。

所属名を、

「北海道のカリスマ作田徹」

なんて、恥ずかしかったでしょう(笑)
パフォーマンスとはいえ、よくもまあ(涙)
これだけの偉大なランナーに、そこまで想ってもらえて。
潔く、次の世代に繋げられそうです。
土橋晋也さんに、この場をお借りし深く感謝しております。

 

15kmまで争っていましたね。
見事なレースでした。

 

【大会結果】

・ハーフマラソン

[男子18歳~39歳以下の部]

1位 溝手奏奈太(農大オホーツク)1時間12分23秒
2位 土橋晋也(北海道のカリスマ作田徹)1時間13分05秒
3位 谷本新之助(三石小学校)1時間15分02秒
4位 多久涼平(恵庭市) 1時間16分32秒
5位 富田崇史(別海継走会) 1時間18分13秒
6位 村上伊吹(札幌市) 1時間18分14秒

 

前の週の11月2日(日)帯広市で行われたフードバレーとかちマラソン2025。
溝手さんが2位で1時間07分27秒、そして土橋さんは4位で1時間08分34秒でした。
実は土橋さんも溝手さんも、9月のオホーツク網走マラソン、
そして10月の別海パイロットマラソンにも出場されているのですね。
毎月のようにフルマラソンに出場され、感心しています。

 

男子18歳~39歳、表彰式の様子。

 

男子18歳~39歳の部で23位の柿崎良太さん。
毎年、釧路市からお越しくださり感謝しています。
フルマラソンじゃなくて、本当にごめんなさいね。
いつも苦しそうに、一生懸命走る姿に感動しています。

 

全身、真っ赤(涙)それだけこの大会に懸けてきたのですね。
今年も釧路から、ありがとう。

 

[男子ハーフマラソン40歳~49歳の部]

1位 渡辺泰斗(道北陸協)1時間16分04秒
2位 片岡慎介(札幌陸協)1時間17分38秒
3位 渡辺真浩(チーム光一郎)1時間18分27秒
4位 佐藤祐徳(島.RC千歳) 1時間19分14秒
5位 大辻真平(DATEEAST) 1時間20分38秒
6位 荒川洋介(札幌市) 1時間21分11秒

 

男子40歳~49歳、表彰式の様子。

 

7位は北広島RCの住田喬哉さんで、タイムは1時間21分23秒。
残念ながら入賞は逃しましたが、毎年ご参加くださり感謝しています。

 

[男子50歳~59歳の部]

1位 磯部純一(トヨタ北海道)1時間20分17秒
2位 平田武(釧路町消防遠矢)1時間21分30秒
3位 有馬一幸(水産魂)1時間25分14秒
4位 中村秀樹(幕別町) 1時間27分04秒
5位 満永将之(アースレックス) 1時間27分24秒
6位 山本康隆(スタッフの皆さん、ありがとう!) 1時間27分52秒

 

男子50歳~59歳、表彰式の様子。

 

第6位の山本康隆さん、所属名に涙が出ました。
こちらこそ、ありがとうございます。

皆さん、きれいに一列で走っていたのですね。
感動とともに、申し訳なかったです。

 

[男子ハーフマラソン60歳以上の部]

1位 中村一明(室蘭入江)1時間24分01秒
2位 西條建一(島.RC千歳)1時間32分09秒
3位 滝井利昭(札幌陸協)1時間32分25秒
4位 四木定宏(高聾RC) 1時間33分38秒
5位 岡部聡(作.RUN) 1時間33分41秒
6位 阿部雅司(札幌市) 1時間35分39秒

 

男子60歳以上、表彰式の様子。

 

6位の阿部雅司さん。
1994年リレハンメルオリンピックの金メダリストです。

 

[女子ハーフマラソン18歳~39歳の部]

 

優勝 秋田谷耶弥(北海道大学)1時間28分06秒
2位 鈴木美生(北広島市)1時間分秒
3位 戸井田美空(千歳市)1時間33分26秒
4位 大家綾(ちばりよ~RC)1時間34分07秒
5位 山内成美(千歳ランナーズ)1時間40分55秒
6位 雄鹿友紀(チームメロス)1時間42分14秒

 

女子ハーフマラソン18歳~39歳、表彰式の様子。

 

優勝の秋田谷選手、これからも走り続けてくださいね!

 

[女子ハーフマラソン40歳~49歳の部]

優勝 森内千鶴(サウルスジャパン)1時間31分46秒
2位 山田久鼓(山田クラブ)1時間35分41秒
3位 山崎知子(札幌市)1時間36分31秒
4位 千葉有樹(ノースウインド)1時間43分05秒
5位 佐々木洋美(網走市)1時間43分22秒
6位 秋本直美(パンニングクラブ)1時間43分39秒

 

女子ハーフマラソン40歳~49歳、表彰式の様子。

 

女子40歳~49歳の部で優勝の森内千鶴さん、かっこいいですね!

 

[女子ハーフマラソン50歳~59歳]

優勝 阿部真衣子(サウルスジャパン)1時間36分01秒
2位 林礼(作田教室)1時間46分56秒
3位 澤里あづみ(橋本山岳部)1時間47分37秒
4位 真田和子(真田丸)1時間51分16秒
5位 上村真希(札幌市)1時間51分51秒
6位 廣田雪江(Team Saku HOKKAIDO)1時間52分08秒

 

女子ハーフマラソン50歳~59歳、表彰式の様子。

 

女子50歳~59歳の部で2位の林礼さん。
作マラTシャツで走ってくださり、嬉しいです。

 

[女子ハーフマラソン60歳以上の部]

優勝 瀧上純子(札幌市)1時間50分27秒
2位 高橋真枝(完走ブラザーズ)1時間55分07秒
3位 小村幸(SCVC)1時間56分36秒
4位 山本尚子(Team Saku HOKKAIDO)1時間57分17秒
5位 高橋めぐみ(完走ブラザーズ)2時間02分42秒
6位 岩浪結花(Team Saku HOKKAIDO)2時間02分51秒

 

女子ハーフマラソン60歳以上、表彰式の様子。

 

女子60歳~69歳の部、9位の日野ひとみさん。
作マラTシャツで走ってくれて、ありがとう!

 

・10km

[男子18歳~39歳]

優勝 齋藤圭一朗(名寄市)34分57秒
2位 山田未来(札幌市)35分10秒
3位 瀬川優樹(LANTANA RUNNING)36分04秒

 

男子10km18歳~39歳、表彰式の様子。

 

[男子40歳~49歳]

優勝 中井正人(北大消化器内科)36分32秒
2位 長秀憲(北極星AC)37分40秒
3位 草島誠(チーム誠)37分56秒

 

男子10km40歳~49歳、表彰式の様子。

 

[男子50歳~59歳]

優勝 宇治憲一郎(ミカサRC)40分32秒
2位 水原英俊(みずっちゃんねる)41分06秒
3位 細田弘貴(パンニングクラブ)42分59秒

 

男子10km50歳~59歳、表彰式の様子。

 

[男子60歳以上]

優勝 高田浩二(らんぷ高田道場)41分44秒
2位 脇谷孝志(札幌市)42分56秒
3位 上杉延嗣(65BASE)43分23秒

 

男子10km60歳以上、表彰式の様子。

 

 

[女子18歳~39歳]

優勝 戸井田七海(岩見沢市)43分30秒
2位 関根美空(札幌市)47分32秒
3位 田中りさ子(札幌市)48分23秒

 

女子10km18歳~39歳、表彰式の様子。

 

[女子40歳~49歳]

優勝 丸田八重(イブリジニー)42分50秒
2位 西谷麻実(恵み野病院)49分17秒
3位 川野麻美(札幌市)51分28秒

 

[女子50歳~59歳]

優勝 新谷のどか(札幌市)45分49秒
2位 高橋佳子(札幌市)47分36秒
3位 山本舞(札幌市)47分59秒

 

[女子60歳以上]

優勝 加藤かおる(Team Saku HOKKAIDO)45分20秒
2位 大澤利香(千歳市)46分04秒
3位 中里淳子(スーパーばぁば)47分08秒

 

女子10km60歳以上、表彰式の様子。

入賞された皆様、おめでちょうございます。

 

最後になりましたが、オフィシャルスポンサーのコカコーラ様。
今年もありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。
ご参加された皆様の勇姿は明日以降、徐々に掲載してまいります。

インフルエンザ等、流行しているようですね。
どうか皆様、風邪など引かぬようご注意くださいませ。
良い週末となるよう、祈っています。

>LIFE with RUNNING 「作.AC」

LIFE with RUNNING 「作.AC」

 この先もずっと、「走り」を楽しみ、「競技」に熱くなり、多くの「仲間」と共に走り続けられる。そしてランニングを通してこそ経験できるランニングスタイル"LIFE with RUNNING"を大切にするチームとして作.ACは活動を続けていきます。

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