META:Time:Trials東京大会、滑和也が2位!

2022年7月10日(日)

皆様、こんにちは!
7月10日(日)東京都江東区夢の島陸上競技場において、META:Time:Trials東京大会が開催されました。

 

作.AC北海道代表の菊地真司が5000mを走りました!!

優勝は日本を代表するランナーの一人、上野裕一郎さん。
そしてラスト1周の激戦を制し2位に入ったのは、作.AC北海道の滑和也です!

 

背景が東京らしくて、都会的ですね!

アシックスジャパン(株)が主催するMETA:Time:Trialsジャパンシリーズは、全国6カ所で行なわれています。
既に5カ所で終了しており、残すところは7月31日(日)本城陸上競技場(福岡県)にて行われる九州大会のみです。
北海道大会は6月26日(日)に苫小牧市緑が丘公園陸上競技場にて行なわれ、男子は先日の北海道選手権5000mで優勝した小西耕生選手、女子は沢田愛里選手が優勝しました。
また7月24日(日)、マルヤス岡崎龍北スタジアム(愛知県)で行なわれた中部大会では、牛山純一選手が14分38秒1で優勝、2位には皇學館大学の竹内啓一郎選手が入りました。
中部大会優勝の牛山選手は、2021年の金沢マラソン2時間17分03秒で優勝!今年の長野マラソンでも2時間14分42秒で優勝しています。
各地区にて3位まで入賞された選手の皆様は来る9月24日(土)、東京にて開催される決勝大会に挑みます。
今からとても楽しみですね!

私は、がんばれゆうすけさんと一緒に司会を務めさせて頂きました。

 

有森裕子さんはじめ、ゲストの皆さんと。

東京大会のゲストは有森裕子さん。
有森裕子さんには数々の輝かしい実績があります。
1992年のバルセロナオリンピックでは優勝のエゴロワ選手と最後まで競い合い8秒差で銀メダル、そして1996年のアトランタオリンピックではエチオペアのファツマ・ロバ選手、エゴロワ選手に続き3位。
私が有森さんのレースで一番心に残っているのは、やはり1995年の北海道マラソンでしょうか。
バルセロナオリンピック後、ケガに悩まされ、踵の手術をしたと当時のニュースで知った記憶があります。
そして1992年のバルセロナオリンピック以来、約3年振りに走るレースが北海道マラソンだったのです。
このレースはアトランタオリンピックの選考会にも指定されており、とても注目されていました。
前日の記者会見で、有森さんは「走れることが嬉しい」と、感極まっていらっしゃったのを憶えています。
そしてレース当日。
比較的涼しく、序盤から有森さんの独走でした。
そして後半もペースは崩れず、2時間29分17秒で優勝!
このレースの好走で、有森裕子選手はアトランタオリンピックの日本代表に選ばれたのです。
META:Time:Trials東京大会にゲストでいらっしゃると聞き、胸が躍りました!
お会いできて、とても嬉しかったです。
長くなりまして、申し訳ありません。

それではレースの模様を写真ともにご覧くださいませ。

 

有森裕子さんがご出場された皆様と一緒に走りました!!

さて、ここからは作.AC北海道から出場した2人を紹介致します。
まずは、菊地真司さん。
この4月から作.AC北海道の代表となった菊地真司が、META:Time:Trialsに出場しました!
もう、朝から胸がわくわくしていました。
そして、その彼の晴れ舞台を一目見ようと、チームメンバーの磯松紀広が応援に駆け付けました。
さらにその後、滑和也もバズーカを持って(笑)張り切ってやってきました!

 

最高気温30℃を超す暑さの中、紀広は片道3時間近くかけてやってきました!

 

そして滑ちゃん、このあと自身も5000m走るというのに菊地真司の勇姿を納めようとバズーカ抱えて。

 

菊地真司は4組目、1コースです。

組ごとにペースランナーが付いているのが魅力です。
代表は1周96秒に付きました。

 

何と贅沢なことに、1周96秒(1000m/4分00秒)は一人だけでした。

実は菊地真司のペースランナーを務めていらっしゃった方は、最終組で4位となった須河宏紀選手でした。
須河宏紀選手は富山県出身。
中央大学時代に箱根駅伝を3回走っており、その後も2019年の延岡西日本マラソンで2時間11分46秒のタイムで優勝するなど、知る人ぞ知る実力派ランナーです。

 

そんな素晴らしい選手に引っ張ってもらえるなんて、菊地真司は運を持っていますね!

 

滑和也のカメラワークが冴えますね!

 

5000mでピースサインする選手、はじめてみました(笑)

 

笑顔で楽しそうに走る姿に、涙が出そうになりました。

 

私も実況をしながら、彼が最後まで走り切れるか緊張していました。

 

残り1000m、ぴったり16分00秒で通過しました。

 

菊地真司、余裕がありますね!

ラスト200mで須河選手の前に出たのですが、その時、
「引っ張ってくれてありがとうございました」
と頭を下げている菊地真司が印象的でした。

 

須河宏紀さん、ありがとうございました。

 

この写真、プロ級ですね!

 

19分43秒6でゴール!!最後の1000mは3分43秒でしたね!

今回、作.AC北海道のフラッグを用意してくださいました。
関係者の皆様には深く感謝しております。
ありがとうございました。

 

菊地代表、お疲れ様でした!!

東京大会は10組あり、前半と後半に分かれます。
5組目が終了した時点で、ご参加された皆様と写真撮影がありました。

 

お疲れ様でした!

 

有森裕子さんと写真を撮りました!

 

有森裕子さんを囲んで、作.AC北海道メンバーと。

 

(株)アニモ代表取締役の大塚由美子さんと。

そして刻々と最終組の時間が近づいてきました。
とても緊張します。

 

夕方でも気温27℃ありました。

最後の10組目。
滑ちゃんが現役を引退して、早や4年が経ちました。
まだまだ上を目指せると信じていたでしょうに。
でも、これ以上行けないと知ったとき、潔くなりますよね。
そして結果を出すより、続けることを考える。
きっと滑ちゃんもそうだったのだと思います。
滑ちゃんが5000mを走るのは何年振りでしょうか。

見てください、この清々しい表情。

 

作.AC北海道の滑和也登場!!

 

緊張しているのでしょうが、そんな気配を全く感じさせません。

 

磯松も緊張の面持ちです。

 

後から聞いたのですが、吐き気がするほど緊張していたそうです。

 

スタート前の記念撮影会。

スタートしました。
最初の400mは69秒、以降69秒、69秒、69秒ときて、2000mを過ぎたところで上野裕一郎選手が一気に前にでました。

 

トップを走るのは上野裕一郎選手。

2000mを過ぎたあたりで上野選手が一気にペースアップしました。
たちまち2位以下と50m以上の差が付きました。
ただ、2位以下も錚々たるメンバーでした。

 

残り6周あります。

3位の松井俊介選手は今年の東京マラソン準エリートの部、2時間18分37秒で優勝!
5月15日(日)ノーザンホースパークマラソン優勝!
また7月24日(日)に行われたM×Kディスタンスチャレンジ・1500mで3分51秒00でしたね。

 

全国で活躍する市民トップ選手ばかりでした。

いろいろな想いがあったのでしょうね。
引退後、SUBARU陸上部のコーチを務めた4年間で何かが吹っ切れたのでしょう。
出たもの勝ちではないのですが、出ないで後悔したくないと感じたのだと思います。
例えば、試練を喜んで通るか、落ち込んで通るか。
受け取り方次第で、その後の人生が大きく変わりますね。

 

滑和也、必死に前に出ます。

 

使命感が強い男です。

 

ラスト1周、少し離されました。

どんなに辛くても、最後の1周だけは意地だったのでしょう。

 

ここからが滑ちゃんの強さ。

 

跳ぶように走っていますね!

 

一旦離され、ここから巻き返すとは。

 

さあ、ラスト200mです!

優勝は上野裕一郎選手でタイムは14分12秒2でした。
最後の1周は60秒。
上野選手の走りを間近で見られただけで、幸せでした。

 

上野選手、現在は立教大学駅伝監督としてご活躍されています。

そして2位は大混戦。
ラスト100mでも3選手が競り合っていました。
勝負は本当に最後の数十メートルでした。

 

最後は滑和也が前に出ました。

 

滑ちゃん、これは嬉しいでしょう!

 

多くの関係者に声をかけられ、笑顔で応えていました。

 

作.AC北海道の旗の前で。

 

作.AC真駒内マラソンの6年前のタオル、よく持っていましたね。

 

全競技終了後、記念撮影。

 

とても楽しい大会でした!

 

優勝の上野裕一郎選手、2位の滑和也、3位の松井俊介選手。

 

優勝の上野裕一郎選手と写真を撮りました!

今回は、東京大会という晴れやかな舞台で司会を務めさせて頂けたこと、心から感謝しています。
実は前日の夜に急きょ決まりました。
きっと、
「滑和也の復帰戦と、菊地真司の走りを近くで見てきなさい」
という、神様がいたのかもしれませんね。
もし急なことで断っていたら、運命に逆らっていたのかもしれません。
滑ちゃん、しんちゃん、そして磯松ミッチー。
3人の友情に感動しました。
今回のことは忘れないでしょう。

>LIFE with RUNNING 「作.AC」

LIFE with RUNNING 「作.AC」

 この先もずっと、「走り」を楽しみ、「競技」に熱くなり、多くの「仲間」と共に走り続けられる。そしてランニングを通してこそ経験できるランニングスタイル"LIFE with RUNNING"を大切にするチームとして作.ACは活動を続けていきます。

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