2020ディスタンスタイムトライアル第1戦

2020年9月12日(土)

写真:板垣洋平

 

田中亮太、高橋孝弘のゴールシーン。

 

ゴール後、千歳市青葉公園陸上競技場にて。

9月12日(土)千歳市青葉公園陸上競技場において、2020ディスタンスタイムトライアル第1戦が行われ、作.AC北海道から5000mに7名、女子3000mに1名参加しました。
まだまだ厳しい状況下のなか開催頂き、大会関係者の皆様には深く感謝致しております。

 

作.AC北海道関係分の結果は以下の通りです。

【作.AC北海道】

男子5000m

田中亮太 15分09秒11
高橋孝弘 15分10秒63
瀬能拓真 15分18秒94
島谷 樹 15分21秒09
川口大聖 15分27秒58
山中一輝 15分29秒83
作田 徹 16分43秒87

 

レースと言うより、運動会のような楽しい気分でした。

記録会とは言え、レース前は緊張して、緊張して、逃げ出したくなるものです。
ですが、青葉陸上競技場に入ると、なぜか心が和みます。
緑豊かな森林に囲まれ、閑静で風格さえ感じる青葉公園の環境自体が、気持ちをリラックスさせるのでしょうね。
終始、心地よい雰囲気でした。
それでは、9月12日(土)の様子を写真にてご覧くださいませ。

 

朝は澤井玄と一緒に13kmウォーキングしました。

けがで再び走れなくなってしまった澤井玄君。
おそらく、この記録会に一番出場したかったのは彼でしょう。
ここはなんとか辛抱して欲しいところです。
けがなどで走れなくなると、それまで我慢していた気持ちが一気に崩れてしまう傾向にあります。
そして、そこに出来る心の隙が一番心配です。
時間が出来ると楽な方へ逃避してしまいがちですが。
痛みなく走れるようになることを日々祈っています。

 

スタート時間に合わせ、千歳市へ向かいました。

 

会場内は別世界です。

 

久しぶりのレース、川口大聖。

大聖は、コロナ禍直前の1月19日(日)に行われた、東京・赤羽ハーフマラソンに出場し、1時間08分42秒の自己ベスト、続く3月8日(日)、びわ湖毎日マラソンでも2時間28分39秒の好記録をマークしました。
大学入学時は全く走れなかった大聖でしたが、大学卒業時は誰より輝いていました。
見事な集大成だったと思います。
しかし、ここで燃え尽きてしまった感があります。
大学を卒業し、4月に民間企業に就職した後は、時間の大切さを感じる間もなく仕事に没頭してしまったのか、練習が疎かになり、ほかのメンバーと徐々に差が出てきました。
そして気づけば、表情にも鋭さがなくなってしまい、優しい顔になっていたのです。
競技者として、その若さで、その表情になるのは、まだ早いと思いました。
仕事であっても、趣味であっても、走りであっても、なにかに夢中な時の表情は素晴らしいものです。
私は記録や順位より、彼に輝きを取り戻して欲しかったのです。

 

しっかりと第2集団についています。

 

2000mは6分07秒で通過しました!

 

この顔です!

 

北海学園大学4年の瀬能拓真。

彼は8月下旬に股関節を痛め、2週間ほどウォーキングとスロージョグで回復を図りました。
大会2日前に2000mを入れ(6分12秒)、目標は15分30秒以内でした。
最後も追い込まず冷静に走れたのは良かったと思います。

 

前半も前に付くことなく、余裕がありましたね。

 

コロナ禍の中、就職も決まり安心しました。

 

一輝は自己ベスト!

いつも周りを笑いの渦に巻き込む一輝ですが、走りに関しては正直、期待はしていませんでした。
なので社会人になって、ここまで挑戦する彼にいつも、「まさか」という思いがあります。
彼は自分が傷つかないよう、あえていつも軽く考えているのでしょう。
それを想うと涙が出てきます。

 

一輝、本気になってきたね!

孝弘が会場内に入ると、強いエネルギーを感じます。
凄い力だなと、いつも感心しています。

 

勢い余っているようですが、レース展開は意外と堅実です。

 

個性の強い、島谷樹。

つい数か月前までずっと、煮え切らないレースを続けていた樹でしたが、ここ数回のレースでアタックする術を得たようです。
限界になってからの彼の表情に凄みがあります。
これが彼の本来の姿だと、この際、記録なんてどうだっていいとさえ思えるのです。
彼の味のある走りに釘付けです。

 

いい顔になったね。

 

そして、田中亮太。

忙しい職種のため、平日はなかなか練習が積めていないようですが、その分、週末の練習はしっかりとこなしています。
調子は今一歩でしたが気象コンディションにも恵まれ、うまくまとめました。

 

玄さんが走れない分、自分が頑張らなければ。

 

そのせいか、走りにも責任感が出てきました。

 

今回は亮太の応援も出来ました!

 

樹のラストスパート。

 

大聖の苦しむ表情がみれて、嬉しかったです。

 

私の写真も撮ってくださり、嬉しかったです。

 

これは、板垣さんに感謝の一枚ですね。

 

3000m以降も粘りましたね。

 

拓真、痛みも出ず安心しました。

 

コンディションが良かったせいか、多くの選手が好タイムをマークしました。

 

ゴール後の解放感がいいですね。

 

期待を裏切らない、一輝の表情。

 

ゴール後にみんなで写真を撮りました。

 

片隅で写真撮影会。

 

玄も走りたかったね(涙)

 

おりんごさん、応援ありがとうございました!

 

今回もたくさんの写真をありがとうございました!!

なんと板垣洋平さんはこの日、男子3000mに出場し8分49秒44の自己ベストをマークしました!!
そして、その直後の男子5000mでは写真を撮ってくださって。
ありがとうございます!

最後になりましたが、北海道陸上競技協会様および道央陸協関係者の皆様、コロナ禍のなか開催くださり、ありがとうございました。
そして、ご出場された選手の皆様、本当にお疲れ様でした!

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LIFE with RUNNING 「作.AC」

 この先もずっと、「走り」を楽しみ、「競技」に熱くなり、多くの「仲間」と共に走り続けられる。そしてランニングを通してこそ経験できるランニングスタイル"LIFE with RUNNING"を大切にするチームとして作.ACは活動を続けていきます。

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