2023年11月12日(日)
作.AC真駒内マラソンから1ヶ月以上経過致しました。
すっかり熱も冷めてしまった時期かとは思いますが、ここで大会当日の写真を掲載致します。
遅くなりまして、申し訳ありません。
それでは、開会式の様子からどうぞ。
午前8時15分、開会式を行いました。
開会式は2019年以来4年ぶりです。
何でも簡素化すると、作.AC真駒内マラソンとしての持ち味が薄れますし、
かといって、あれもしたい、これもしたいと、わがままは言えません。
自治体のイベントとは異なり、ご参加される皆様の参加料が主となる大会ですので、
そこが決まらなければ毎回、細かな予算も組めない状況です。
参加料を上げることも検討致しましたが、それは避けたかったのです。
真駒内セキスイハイムスタジアムが使用出来ないため、スタート・ゴールのロケーションは工夫しなければと考えていましたが、
予算に限りがありコンパクトなステージ、そして大会用の看板を設置するに留めました。
駐車場、受付、手荷物預かりなど、チームメンバーを中心に多くのボランティアの皆様がサポートしてくださいました。
ゴール付近に立てた幟は2019年に作製してくださったものです。
当時50枚用意したのですが、もう4年経っていますしね。
この間、大学生だった若い彼らも立派に成長しましたし。
彼らを前面に出したかったのですが、とりあえず20枚、新しく致しました。
(株)アールビーズの沼田様には、無理を承知で色々と要望を出してしまい申し訳ありません。
さて、ここからはペースランナー別にどうぞ。
【フルマラソン2時間50分以内】
ペースランナーは今年の大阪マラソンエリートの部で2時間23分33秒のタイムで走った金内健治、
そして先日出場した福岡国際マラソンで2時間34分47秒で完走した阿部雅行が務めました。
ミュンヘン大橋を背に7.5km付近の様子。
2時間50分切りを目指す選手が、これだけ多く集まってくださり感激しました。
熊谷さん、稚内市から2時間48分22秒で9位!ご参加頂き嬉しかったです。
その後ろ、札幌医科大学の倉冨渉平さん2時間47分40秒で7位!頑張りましたね!
柿崎さんは釧路市から2時間48分19秒で8位!!素晴らしいです。
2時間50分より少し遅れて、女子トップ柴田美幸選手。
40km通過、残り2.195kmです。
【フルマラソン3時間00分以内】
ペースランナーは作.AC北海道の島谷樹と田中亮太。
二人は北海学園大学の同期で卒業後、作.AC北海道に加入。
樹は11月3日(金・祝)の東日本実業団駅伝でアンカーを務め区間26位、12月3日(日)の福岡国際マラソンは2時間30分35秒で112位でした。
亮太も東日本実業団駅伝で5区を走り区間31位、しまだ大井川マラソンinリバティ10kmでは32分07秒で3位に入賞しました。
ミュンヘン大橋付近ですね。
田口さん、今年もご参加頂きありがとうございます!2時間57分59秒!素晴らしいです。
3時間切りを目指す選手、とても多いですね!
30kmまで順調な選手が多かっただけに、後半もったいなかったですね。
【フルマラソン3時間15分以内】
作.AC北海道の山中一輝と作.AC札幌の菅悠介が担当しました。
一輝も北海学園大学陸上部出身で澤井玄と同期です。
今年は2月26日(日)の大阪マラソンで2時間29分15秒、そして12月3日(日)の福岡国際マラソンは2時間29分51秒で98位でした。
一方、悠介は11月26日(日)のつくばマラソンで2時間37分42秒。
3時間15分以内を目指す選手も、とても多かったです。
豊平川河川敷、7km付近でしょうか。
ここは真駒内公園内、2.5km付近ですね。
遠くにサケ科学館が見えます、9.5km付近。
3時間15分は1kmあたり4分35秒がベースになりますね。
後半の失速してしまう選手も多いことから、1kmあたり1秒~2秒余裕を持つようにしています。
松田美樹子選手、3時間12分10秒で年代別3位!
喜多さん、上富良野町からありがとうございます!タイムも素晴らしい!
【フルマラソン3時間30分以内】
ここは作.AC北海道を支えてきた松田洋が担当。
彼は1998年の東京国際マラソンに出場し2時間24分25秒で24位、薄底時代ですから当時はかなり上位にランキングされていました。
続く1999年の福岡国際マラソンで2時間23分38秒。
松田さんは1996年の防府読売マラソンで初めて2時間30分を切って以降、2011年の別府大分毎日マラソンまで実に16年、2時間30分切りを達成し続けました。
フルマラソン2時間30分切りは合わせて23回。
ピーク時に集中した記録ではなく、長きにわたりその実力を維持し続けたことになります。
ここまで強い選手、私の知る限り北海道出身の選手では岩山海渡さん(現・奈良陸協)くらいではないでしょうか。
今後はコンスタントに2時間30分切りを達成している土橋晋也選手、澤井玄選手あたりに期待したいところです。
そしてもう一人は瀬能拓真。
彼も北海学園大学陸上部からずっと続いています。
学生時代の活躍が大きかっただけに、今も学生時代を超えられないのが歯がゆい。
走りのセンスは群を抜いているので、そこに甘んじることなく努力の男と呼ばれるまでになって欲しいです。
3時間30分切りの選手が一番多かったです。
松田洋さんと一緒に走れるなんて、拓真は幸せだと思うよ。
マツヒロ(松田洋)から色々と学んでね、拓真(笑)
長谷川選手、秋田谷選手、積極的に前に出てますね!
ゴール付近、集団走の力は大きいと思います。
3周目辺りでしょうか、松田洋さんありがとう。
【フルマラソン3時間45分以内】
いつもチームを活気づける、作.AC北海道の坂本康佳が担当。
早いもので坂本ちゃんも11年目。
若手と言われながら、気付けばベテラン。
今年の千歳JAL国際マラソンで非公認ながら2時間35分52秒。
作.AC旭川でキャプテンを務める木村圭佑は、旭川龍谷高校でコーチを務めています。
3時間45分はペース配分が難しかったと思います。
ベースは1km/5分15秒、2分~3分ほど余裕がありますね。
後半戦、少しずつ絞られていきます。
【フルマラソン4時間00分以内①】
ペースランナーとして定評のある柳澤保志コーチが担当。
そして作.AC札幌のマスコット的存在で、みんなに愛されている木村崇君がサポートしました。
ここも3時間30分に次ぎ、重要な役どころです。
1km/5分40秒ですと、30km以降ついて行けなくなった場合、あっけなく4時間切りが見送られます。
なので1km/5分30秒~35秒と1km/5分40秒の二手に分けました。
保志コーチと崇君、息もぴったりですね。
真駒内公園内、大きな集団ですね!
9.5kmあたり、練習会のような雰囲気で楽しそうです。
晴れたり曇ったり、天候も不安定でした。
少しずつ、絞られてきました。
【フルマラソン4時間00分以内②】
ここはナンシーこと、中野正章さんが担当しました。
ナンシーはグループを盛り上げ、走っている最中も明るく、そして優しい気遣いがあるので、ご参加の皆様から定評があります。
4時間切り①のグループから後れを取っても、その後ろにナンシーがいて後続をサポートするような体制をとりました。
ナンシー一人で心細かったと思います。
ナンシーありがとう!
【フルマラソン4時間15分以内】
作.AC旭川の浅川永太さんが担当。
浅川さんは地元・旭川市で整骨院を開業されています。
旭川市内の高校で活躍している多くの陸上選手、市民ランナーからも愛されており、そして自らサブスリーランナーとして活躍しています。
あさかわ整骨院の情報はこちらからどうぞ。
また作.AC札幌の馬場敦志選手も、札幌市内で産婦人科を開業されています。
宮の森スマイルレディースクリニックの情報はこちらからどうぞ。
敦志は先日行われた、福岡国際マラソンで2時間34分36秒。
自己ベストは今年3月の板橋Cityマラソンで2時間32分07秒です。
4時間15分は1km/6分、ここのグループも多かったです。
笑顔もあって、楽しそうな雰囲気ですね!
ユニークな二人なので、終始穏やかだったと思います。
4周目でしょうか、なんとか粘って欲しいですね。
ありがとうございます!
【フルマラソン4時間30分以内】
作.AC札幌の髙橋朋恵と作.AC旭川の渋谷暁が担当しました。
朋恵は2017年の大阪国際女子マラソンで3時間03分52秒、それ以降は伸び悩んでいますが、
大阪国際女子マラソン出場復帰を目標に走り続けています。
作.AC旭川の渋谷さんは主にハーフマラソンで、年代別では常に上位にランキングされています。
リズムあってますね!
気持ちよさそう!
皆さん、必死の表情ですね。
真駒内公園内2.5km付近ですね!
【フルマラソン4時間45分以内】
作.AC札幌の馬場美帆と小玉淳史が担当しました。
馬場美帆は10月29日(日)のフードバレーとかちマラソンで1時間32分13秒。
年代別では5位でした。
淳史は作.ACランニング講習会や、大会のペースランナーで活躍しました。
4時間45分、難しいペースですね。
1km/6分45秒でちょうどなので、若干速めの設定ですね。
5時間切りを目指すなら、このグループで自己ベストを狙うのも良いかもしれません。
【フルマラソン5時間00分以内】
作.AC札幌の小林優紀子、作.AC旭川の小松原譲が担当しました。
ゆっこは作.ACランニング講習会で一生懸命動き、走ってサポート。
ペースランナーも積極的に務め、ご参加の皆様からはお馴染みの存在です。
小松原さんは、イベントには必ず顔を出してくれて頼もしいです。
5時間切りも多かったです。
フルマラソンを楽しんでいますね。
【フルマラソン5時間15分以内】
作.AC札幌の柴田直樹と、作.AC旭川の稲垣俊紀が担当しました。
俊紀さんは10月29日(日)のフードバレーとかちマラソンで1時間16分49秒の自己ベスト。
また今年の洞爺湖マラソンで2時間48分10秒、続く別海パイロットマラソンでも2時間48分40秒。
まだまだ伸びそうですね。
直樹はいつも遠くから来てくれるだけで嬉しい。
ありがとう。
写真がこれ1枚、申し訳ありません。
あ、もう一枚ありました!
【フルマラソン5時間30分以内】
作.AC札幌の上月閑加と山口浩司が担当しました。
浩司は10月29日(日)の金沢マラソンで2時間47分41秒の自己ベストをマーク。
今年は京都マラソンでも2時間48分33秒と健闘、良い年になりましたね。
閑加こと番長は水戸黄門マラソンで3時間29分25秒。
久し振りに3時間30分を切りました。
実力ある二人が5時間30分以内を担当しました。
最後まで走りきって欲しいですね。
6km手前辺りですね。
ペースランナー以外にも、皆さん頑張りました!
三橋繁さん、これからも色々学ばせてください!本当に感謝しています。
作.RUNの会長、スープが大好評でした!ありがとうございます。
作.AC旭川の延藤あずささんの笑顔で、皆さん元気に走れたと思います!
作.AC旭川の垣本実成、作.RUNの瀧川修さん、寒いなか最後までありがとう!
ゆっこ、敦志、ペースランナーもお手伝いありがとう!
大会を盛り上げてくださった、トップ選手の皆さん。
ご出場頂き、感謝しています。
田野寛之さん、富田嵩史さん。
田野さんは1ヶ月後、12月3日(日)の福岡国際マラソンで2時間27分37秒で60位。
おそらく自己ベストだと思います。
5km毎のラップも拝見致しましたが、最後まで17分台をキープしているのが素晴らしい。
作.AC北海道メンバーも、とても良い刺激を受けました。
ありがとうございます。
優勝の富田崇史選手、別海からありがとうございました!
これからの活躍を祈念しております。
3位争いは筧善朗さん、久村幸己さん。
筧さん、低温と強風のなか素晴らしいタイムでしたね!
作.AC札幌メンバー
作.AC旭川メンバー
作.AC北海道メンバー
今年も残り僅かとなりましたが、走りにお仕事に、どうか健康第一でお過ごしくださいませ。
今週末は作.ACランニング講習会ですね。
皆様にお会いできますことを、楽しみにしております。