2025年3月2日(日)
東京マラソン2025
写真:菊地真司(作.AC北海道)
SUBARU陸上部の口町亮さんが応援に駆けつけてくださいました!
祐季、菊地代表、滑ちゃん、土橋晋也さんと。
皆様、こんにちは!
3月2日(日)東京マラソン2025が開催され、作.AC北海道の滑和也が出場。
タイムは2時間16分56秒で62位と健闘しました。
滑和也
作.AC北海道
2時間16分56秒
62位
5kmごとのラップは以下の通りです。
【5km毎のLAP】
15分36秒-15分47秒-15分44秒-15分47秒-
15分50秒-16分02秒-16分37秒-17分48秒-
ラスト2.195km-7分46秒
前半ハーフ 1時間06分21秒
後半ハーフ 1時間10分35秒
41km手前の日比谷公園付近にて、滑和也選手。
滑和也選手は北海道札幌市出身。
札幌稲雲高校から陸上をはじめ、北海学園大学での4年間は1500ⅿ・3000ⅿ障害など、
主に中距離選手として活躍しました。
2009年に北海学園大学を卒業し、作.AC北海道に加入。
札幌市内の銀行に勤めながら、市民ランナーとして走り続けました。
その後、2010年6月に札幌円山競技場行われたホクレンディタンスチャレンジ札幌大会1500ⅿで優勝。
その走りが評価され2011年4月、群馬県太田市にあるSUBARU陸上部に加入しました。
当時は市民ランナーから実業団選手になったことが話題となりましたね。
日本選手権5000ⅿで9位、ニューイヤー駅伝3年連続出場などの結果を残しましたが、2018年3月に引退。
その最後のレースとなったのが2018年2月25日(日)に開催された、東京マラソンだったのです。
なので滑和也選手が東京マラソンに出場するのは7年ぶりとなります。
その時の模様は、下記の作.AC北海道ブログをご参照ください。
ちなみに滑ちゃん。
1週間前の2月23日(日)、埼玉県で行なわれた深谷シティハーフマラソンに出場し、
1時間05分39秒で優勝しています。
翌週にフルマラソンを控え、調整の一環として出場したつもりが、意外と足が動いたと話していました。
前置きが長くなりましたね。
それでは、東京マラソン応援の様子を写真とともにご覧くださいませ。
作.AC北海道の菊地代表、祐季、そしてTeam Sakuの真知子。
滑和也選手は2022年3月にSUBARU陸上部コーチを退き、
2022年4月、11年ぶりに作.AC北海道に復帰し現在に至っています。
今日は滑ちゃん応援のため、できるだけ多くのコースを回ります!
序盤戦、キリっとした表情ですね!
14km手前、日本橋兜町付近にて。
世界のトップランナーの走りを目の前で応援することができ、感激です。
カッコよすぎて、同じウェアが欲しくなりました。
でもきっと、鏡の前でがっかり。
そしてやってきました、滑和也。
動きに余裕がありそうで、一安心です。
5km毎の通過タイムを応援ナビでチェックしながら、
予想以上の速さに大丈夫かなと心配になりました。
次の5kmで失速するんじゃないかとか。
それを考えたら緊張して、緊張して(笑)
次の応援は23km、門前仲町の清澄通り。
第2集団も海外の招待選手で犇めいていますね。
このブルーのタイツ、かっこいいです!
そのあと、遠くに滑和也が見えてきました!
手を振ってますね(笑)
23km地点だというのに、この笑顔!!
滑ちゃん、元気いっぱいです。
こんなに笑顔でいったい滑ちゃん、どうなっているのでしょうね。
応援しながら2010年10月に行なった作.ACマツヒロ合宿でのことを思い出しました。
宿舎は大部屋だったのですが、私の隣が滑ちゃんでした。
みんな静かに寝ていたのですが、いきなり、
「あーー!!宇宙ーー!!」
と、滑ちゃんが叫んだのです。
そりゃーもう、びっくりして飛び起きましたよ。
でも当の滑ちゃんは、そのまま寝入ってしまいました。
当然ながら、翌朝たずねても本人は全く覚えていません。
なので、驚異的な走りをする度に、
あの時の「宇宙―ーー!!」を思い出し、
もしかして滑ちゃん?
と、本気で考えてしまうのです。
25km付近。
ここは真剣な表情でした。
もうここまで来たら、なんとか35kmまでいってほしいと思います。
うまくこの集団に付いていけば。
我慢、我慢ですね。
34km付近。
集団から、10ⅿほど離れましたがまだ動いています。
41km手前の日比谷公園付近。
よくここまで頑張った!
37km手前で脚が攣って止まってしまったそうです。
後半の暑さも影響しているのでしょうが、なにより攻めましたからね。
その代償でしょう。
ですがここはベテラン、脚が攣らないよう冷静にペースを抑えてました。
ここまで走ってきたのだから、棄権はしたくなったそうです。
ゴールタイムは2時間16分56秒。
41km手前、逆算すると2時間17分10秒前後。
なんとか2時間16分台でゴールして欲しかったので、
最後の応援は、
「2時間16分台と、17分台じゃ大きな違いだよ!」
と伝えました。
何とか2時間16分台で良かったです。
北海道からは滑和也選手のほか、土橋晋也さんも走られていました。
14km付近の土橋晋也さん。
決して、走りのセンスに恵まれているわけではないと思います。
それを様々な角度から自身の走りを探求し、日々の筋トレはもちろん、自身の骨格を生かしたランニングフォーム、
マラソンを走り切るための内臓強化、性格に見合った精神的鍛練を繰り返し、現在に至っていると思われます。
いつも見守っていますよ。
土橋晋也
アスリート・ラボ
2時間21分06秒
98位
【5km毎のラップ】
16分44秒-16分34秒-16分31秒-16分41秒-
16分38秒-16分33秒-16分36秒-17分03秒-
ラスト2.195km-7分46秒
前半ハーフ 1時間10分08秒
後半ハーフ 1時間10分58秒
34km付近、偉かったね。
そのほか、北海道勢は布目航選手が130位で2時間24分41秒。
福島奈槻選手が157位で2時間27分41秒、白土瑞樹選手が159位で2時間27分46秒。
続いて木村直也選手が186位で2時間29分37秒、三原佑太選手が2時間30分02秒で194位と、
200位以内に7名が入りました。
滑和也選手ゴール後、沿道で応援しました。
谷本新之助さん、2時間35分32秒。
次こそ2時間30分切りを目指してくださいね!
長井和樹さん、2時間38分27秒。
いつも安定したタイムですね。
品田雅人、2時間39分26秒。
年齢とともに絶好調のタイミングは限られます。
しっかりと見据えてね。
これからも応援しています。
女子も北海道の市民ランナーが活躍しました。
柴田美幸さん、2時間43分49秒で34位。
ようやく実力発揮しましたね。
塩崎日奈さん、2時間44分09秒で36位。
藤沢舞さんのもとで、本当に強くなりましたね!
東京駅丸の内駅前広場にて記念写真。
一番右は札幌エクセルACの藤沢舞さん。
太田尚子さんも無事完走しました!
太田尚子
3時間23分20秒
466位
【5km毎のラップ】
25分15秒-23分35秒-23分31秒-23分37秒-
23分20秒-23分48秒-23分59秒-25分20秒-
ラスト2.195km-10分55秒
前半ハーフ 1時間41分08秒
後半ハーフ 1時間42分12秒
レース後、滑ちゃんのリクエストでジンギスカンを食べました。
代表、祐季も楽しそう!
その後、作.AC北海道の松田洋さんも合流し食事会。
今年度のチーム活動について、みんなで話し合いました。
とても有意義な時間でしたよ。
来年は祐季も出場できるようにね!
それにしても滑ちゃん、すごかったね。
SUBARU陸上部時代の自己ベストが2時間15分45秒ですから。
10年後の今、市民ランナーとして2時間16分56秒。
「その当時とは、シューズも環境も違うから」
と照れ笑いしていましたが、走る才能だけではここまで来れなかったと思います。
今週末はいよいよ、名古屋ウィメンズマラソン、静岡マラソン、びわ湖マラソンですね。
ご出場される皆様の健闘を祈っております。