2019年1月27日(日)
磯松さん、おめでとうございます!!
作.AC北海道の磯松紀広選手が、第67回勝田全国マラソンで2時間29分36秒、10位に入賞しました。
第67回勝田全国マラソン
優勝 甲斐 大貴 2時間18分29秒
2位 井上 直紀 2時間18分55秒
3位 小田 俊平 2時間19分56秒
4位 森 貴樹 2時間20分56秒
5位 横内佑太朗 2時間22分14秒
6位 加井 虎造 2時間24分07秒
7位 大橋 秀星 2時間26分36秒
8位 渡辺 徳 2時間27分31秒
9位 藤井 拓輝 2時間29分18秒
10位 磯松 紀広 2時間29分36秒
磯松紀広さんが、2019年2月号のランナーズに掲載されました!
文章の随所に、チームメンバーへの思いやりが感じられます
掲載されたページは、市民ランナーならだれもが憧れるマイトレーニングコーナーです。
いつだったか磯松さんが、
「僕もいつか、ランナーズのマイトレーニングに載れるくらいのランナーになりたい」
と話していたのを思い出しました。
やっと実現しましたね。
選考対象は、
1.働きながら、2.30歳を超えて、3.2時間30分を切る、4.市民ランナー
だとお聞きしています。
1月20日(日)SUBARU陸上部の練習に参加する磯松選手
仲の良い、SUBARU陸上部の滑和也コーチと
出会ったころはまさか、本当にフルマラソンで2時間30分を切るまで頑張るとは思いませんでした。
フルマラソン2時間30分切りとなると、
仕事の時間以外は、ほぼ、走りに充てなければなりません。
なので、同じくらいのウェイトを持つ趣味・娯楽は考えられないでしょう。
もちろん、友達づきあいもほとんどできません。
それと、家族の理解です。
快く送り出してくれるのなら良いのですが、時間の制約、我の張り合いなど。
ストレスから走ることを楽しめなくなり、多くは諦めて、健康のためのマラソンに落ち着いてしまいます。
長い目で考えれば、健康マラソンが一番理想的でしょうが、
そうなると、記録への挑戦は、その時点で諦めなければなりません。
それだけ、フルマラソン2時間30分切りへの挑戦は過酷であると実感しています。
20代~30代前半までは、ある程度のランニングセンスと、継続して走り続ける気持ちがあれば、十分可能でしょう。
ただ、その頃の年代は、社会人として確立するための下積みがあります。
他にも色々な誘惑に流されやすい時です。
30代後半あたりに目標が定まれば、あとは努力するだけなのですが、
それも、環境に合うか、合わないかで運命は大きく変わります。
磯松さんは素直でした。
最初の3年、練習は言われた通りにこなしていました。
パターンをマスターすると、自分なりにアレンジし、その時の体調に合わせ、
スピード走、ペース走、ロング走をバランスよく入れ、効率よく続けました。
そして、8年かけてようやく2時間30分切りを達成したのです。
SUBARU陸上部の廣田雄希選手、高本真樹選手と
すっかり意気統合したようで、こちらまで嬉しい気持ちになります
冬にクロカン、いいですね!!
磯松さんは昨年、体調不良で倒れ救急車で運ばれました。
幸い回復したものの、今度は腰を痛め長く走れない日々が続いたのです。
昨年の北海道マラソン、福岡国際マラソンでは思うように走れず、本当に落ち込んでいました。
しかし諦めず、昨年2時間30分を切った縁起のいい勝田マラソンで、再起を図ろうとした心意気に胸が熱くなります。
「今、作.AC北海道メンバーが元気がない」
だから自分が頑張るんだと何度も私に話していました。
思い起こすだけで嬉しいです。
記念に滑和也さん、そして磯松紀広さんからサインを頂きました
磯松さん、これからも応援しています。
日々、感謝の気持ちを忘れないから、見えない力が追い風となっていると思います。
次は、びわ湖毎日マラソン。
菊地マネージャーが張り切っています。