2025年4月27日(日)
写真:柳澤保志(作.AC札幌)
毎月、多くの皆様にご参加頂き、深く感謝しております。
皆様、こんにちは。
ゴールデンウィークは楽しく過ごせましたか。
私達は、
5月3日(土)なよろ憲法記念ハーフマラソン
5月4日(日)Team Saku HOKKAIDO練習会
そして5月6日(火・祝)は学連記録会第2戦に出場しました。
特に、名寄市で行われた「なよろ憲法記念ハーフマラソン」は楽しかったですよ!
後日、改めて報告いたします。
それでは、第202回目となる作.ACランニング講習会の様子をご覧くださいませ。
コカコーラ様、今月もありがとうございます!
受付の様子。
八雲町、訓子府町などからお越しくださり、本当に嬉しいです!!
作.AC北海道、作.AC札幌メンバー。
本日も、よろしくお願いいたします!
作.ACランニング講習会200回記念で頂いた、ミニチュアです。
Team Saku HOKKAIDO様、藤谷直輝様、ありがとうございます!
明美、美枝、ソバージュ、周子さん、千春さん。
いつも盛り上げてくださり、感謝しております。
なんと前日30km走ったそうですよ。
しかも仁さんはave.1km/4分50秒だそうです!
スタートする前に、伊達ハーフマラソンの結果報告をいたしました。
作.AC北海道の島谷樹より。
ハーフマラソン2位とはいえ、こんなに祝福されて(笑)
皆さん、樹の成長をずっと見てきましたから。
ようやくここまで来た、といった感じでしょうね。
そして、講習会前の9時30分。
昭和歌謡講座の時間がやってまいりました。
張り切っているのは私だけですけど(笑)
16回目の今回は、能瀬慶子(のせけいこ)さんです。
誰も知らないと思いましたが、意外と知っている方が多く驚きました。
一番前に座った真理さんに、
「能瀬慶子さん知ってますか?」
と聞くと、敬礼する仕草を見せながら、
「アテンションプリーズ!!」
と言ってくださいました。
嬉しかったです(笑)
能瀬慶子さんのシングルコンプリート。
浜田省吾さんが曲を手掛けられたとあって、どれも印象に残ります。
能瀬慶子さんは1979年1月1日にその「アテンションプリーズ」という曲でデビューしました。
当時の背景として、前年(1978年)の日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲得した「かもめが翔んだ日」の渡辺真知子さんはじめ、
「タイム・トラベル」の原田真二さん、「あんたのバラード」の世良公則さん、「闘牛士」のチャーさん、
「みずいろの雨」の八神純子さん、「ディスコ・レディー」の中原理恵さんなど、
ちょうどニューミュージックやシティポップと呼ばれる歌が流行りだした頃でした。
そして翌年(1979年)もその勢いはさらに加速し、「異邦人」の久保田早紀さん、「September」の竹内まりやさん、「オリビアを聴きながら」の杏里さん、
「ラブ・ステップ」の越美晴さんなどが次々とデビュー、自分自身で作詞・作曲そして歌うというスタイルが「飛んでる」「カッコいい」と呼ばれていました。
アイドル聴くなんて、歌謡曲聴くなんて、古い、洗練されていない、などという世相でしたので、
私ですら、洋楽やシティポップを好んで聴いておりました。
ただそんな逆境のなか、能瀬慶子さんは一味も二味も魅力がありましたよ。
アテンションプリーズはなんと、あの浜田省吾さんが作曲されたのです。
私は当時、浜田省吾さんが好きでしたので、
「なんでハマショーが能瀬慶子に歌を提供するんだ」
※ハマショーとは浜田省吾さんのことです。
などと、友人と話していた記憶があります。
まだ小学生だったのに、私ったら生意気でしたね。
続く第2弾の「裸足でヤングラブ」に関しては、浜田省吾さんが作曲のみならず作詞も担当されたのです。
浜田省吾さんのファンの間では封印したい出来事なのかもしれません。
しかし、あの屈託のない笑顔で一生懸命歌う能瀬慶子さんを見ていると、
そんな想いもどこかに吹っ飛びます。
どれも傑作でしたね。
歌手として存分にその実力を発揮されたと思います。
歌が上手い、歌が下手という概念を大きく破壊してくれたのが能瀬慶子さんだったのではないでしょうか。
たとえ、きれいに歌えなかったとしても、言葉の一つ一つが伝われば。
元気が、そして心がありましたね、能瀬慶子さんの歌には。
最後のシングルとなった、能瀬慶子さんの美少女時代。
凄く素敵な曲ですよ。
彼女の最後のシングルとなった「美少女時代」を聴けば、それがわかるでしょう。
芸能界に入って色々思うところがあったのかもしれませんね。
おそらくこれが最後のレコードになるかもしれないと、本人もどこかでわかっていたのだと思います。
歌にも、表情にも、どこか憂いがありました。
なぜか、当時を思うと涙が出てきます。
ドラマ「赤い嵐」で主演するなど人気も話題もあっただけに、あんなにあっけなく芸能界を去ってしまうなんてね。
しばらくカラオケにも行ってませんが、もし行く機会があれば、
「アテンションプリーズ」
歌いたいです。
いかがでしたでしょうか、能瀬慶子さん。
今でも思い出すくらい、愛らしい方でした。
その後、10時00分から講習会を行いました。
テーマは、フルマラソン1か月前からの練習法についてです。
【講習会】
講師:作田徹
とても難しいテーマです。
よく3週間前には30kmレースペース走、2週間前に20km、1週間前に12kmと言われていますが、
それも走歴、実績、過去6か月の走行距離や練習内容、さらには年齢によって変えていく必要があります。
40代前半くらいまででしたら、これまでのルーティンで良いかもしれません。
前年の練習日誌や、過去の経験が生かされるでしょう。
しかし、40代後半以降から徐々にそうではなくなってしまいます。
10代、20代の頃、必死に結果だけを追い求めていたなら、もっと早くその日が訪れるかもしれません。
なので40代後半以降で走歴10年以上でしたら、1年毎の練習の見直しが大切になってくるでしょうね。
それに加えて、気持ちのコントロールです。
例えば、直前に転勤や人事異動、昇格、転職といった転機があったりすると、
少なからず動揺してしまい、レースへの熱い思いが薄れる一因となる可能性があります。
また常に家族仲や人間関係も良好に保っておかないと、レース中に苛立ってしまったり、
気持が続かず、諦めが早くなってしまったりということも考えられます。
1か月前、現状を把握するためハーフマラソンに出場するのは良いと思います。
練習のみで当日を迎えるよりは大会の雰囲気など、独特な緊張感に慣れておく必要があるからです。
例えば、
フルマラソン4時間切り
1kmあたり5分40秒ペース
ハーフマラソンの目安 1時間50分以内(ave.5分10秒)
10km 50分以内(ave.5分00秒)
月間走行距離の目安は過去6か月の平均が250km以上と言われています。
よくご相談をうけるのが、
「月間100km前後で4時間切れるでしょうか」
という、ご質問です。
お仕事や、家庭の事情でなかなか練習できない方が多いですね。
もし月間100kmで実践するのであれば、疲労回復JOGを削ぎ、
全て苦しむ、追い込む、長く走る練習に徹しなければならなくなるでしょう。
月間100kmですと、1週間は約25km程度です。
週2回お休みでしたら月8回の練習。
例)
10km
2kmアップ+6km(1km/5分00秒)30分+2kmダウン
※55歳を目安に心肺機能の衰えを自覚し、1kmあたりのペースを10秒~15秒ほど落し、そのぶん距離を8km~10kmに伸ばしてください。
15km
ビルドアップ(3km毎)
6分30秒(アップ)-6分-5分30秒-5分00秒-6分30秒(ダウン)
あとは月に1度、30kmを1km/6分ペースでラスト5kmは5分30秒までペースアップ。
その週はその練習のみ。
残りの日はすべて休養日となるので、筋肉痛や関節痛があったとしても次の練習日まで緩和されるでしょう。
長くなりそうなので、この辺で終わりにしたいと思います。
【練習会】
1km/4分00秒 島谷樹(作.AC北海道)
1km/4分30秒 磯松紀広(作.AC北海道)
1km/4分45秒 作田徹(作.AC北海道)
1km/5分00秒 小玉淳史(作.AC札幌)
1km/5分15秒 中野正章(作.AC札幌)
1km/5分30秒 奥名真由(作.AC北海道)、山口浩司(作.AC札幌)
1km/5分45秒 柳澤保志、佐藤理子(作.AC北海道)
1km/6分00秒 金子祐介(作.AC札幌)
1km/6分15秒 太田尚子(作.AC北海道)
1km/6分30秒 上月閑加(作.AC札幌)
1km/6分45秒 小高公秀(作.AC札幌)
1km/7分00秒 山中一輝(作.AC北海道)
10kmRUN&WALK 大井戸麻衣(作.AC札幌)
1km/4分00秒で走ったのは、神田慶多さんのみ。
彼の月間走行距離は450km、いつも練習ではいい走りができるのですが。
成果を発揮できず悔しいでしょうが、続けていればいいことありますよ。
1km/4分30秒は磯松が担当。
ハーフマラソン1時間30分切り(ave.4分15秒)のランナーが多いですね。
1km/4分30秒はフルマラソン3時間10分切りを意識したペースとなります。
大典さん、斗内さん、雄司さん。
洞爺湖マラソン、頑張ってください!
1km/4分45秒は仁さん、あづみさん、千春さん、祥平さん、博行さん、直輝の6人。
いづれも実力派で、このペースは余裕があると思います。
あづみさんと走ったのですが、
「あたし今日は、この日のために調整してきたの」
1km/4分45秒で余裕を持って走れるように、緊張しているんだとか。
「昨日は完休ですか?、それとも60分程度走ったとか」
そうしたら、
「いえ、30kmを5分10秒ペースで」
ええええええ!!
と驚きました。
そして仁さんも前日、30km/4分50秒ペースって!!
これだけ走れるなら前日は10km程度に抑え、そのうち1kmだけ4分15秒で追い込み、
当日は12kmペース走を4分30秒でも十分こなせると思います。
しかしながら仁さんも、あづみさんも、そんなこと百も承知だと思います。
でも走りたくて仕方ないのでしょう。
あづみさんの眩しい笑顔に、そんなアドバイスなんて必要ない!
そう思いました。
あづみさんがこんなに笑顔で楽しそうに走っているのだから、これが一番効率よい練習だと思います。
1km/5分00秒は小玉淳史が担当。
ここは酒.AC札幌の伸哉さん、明代さん、憲弘さん、中嶋あゆみさん。
先月に続き近井先生、八雲町から健太さん、奈々さん、加藤さん、宏志さんが参戦しました。
スタートしますよ~
いってらっしゃい!!
伸哉さんと、明代さんはさらに上行く前日35km走!!
それでも翌日、作.ACランニング講習会にお越しくださって本当に嬉しい。
一方、中嶋あゆみさんはあまり調子が良くないそうで、
呼吸が浅く、追い込めなくなってきたと話していました。
なんとか1km/5分ペースで走り切れて安心したようです。
1km/5分15秒は作.AC札幌のナンシーこと、中野正章さんが担当しました。
周子ちゃん、久しぶり。
足達さん、すっかり精悍になって走る体になりましたね!
朝子さん、今年も年代別優勝期待しています!
久美さん、洞爺湖マラソンで4時間切ったら本物です。
全員、走り切れたようですね。
1km/5分30秒は人数が多く、作.AC北海道の奥名真由チームと作.AC札幌の山口浩司チームの2つに分かれました。
真由は先週の伊達ハーフマラソン優勝しました!
おめでとう!!
このグループはこの写真しかなく、申し訳ありません。
もう一つのグループは作.AC山口札幌の山口浩司が担当しました。
1km/5分30秒はフルマラソン4時間切りを狙っている選手にとっては余裕をもって走りたいペースですね。
和則さんのブレーカーの色、とてもおしゃれです。
1km/5分45秒は作.AC北海道の佐藤理子が担当しました。
理子は1500mの選手として活躍しています!
忠義さん、友美さん、奈々子さん、直兄さん。
いつもありがとう!
走り終えて嬉しそうなリンダ、友美さん、太田さん。
またいらしてくださいね!
1km/6分00秒は金子祐介が担当しました。
祐介はジャンプの実業団チーム東京美装の監督をしています。
なをみさん、作マラTシャツで走ってくれてありがとう!
後ろから、公秀キャプテンがしっかりサポートしてくださるので安心です。
1km/6分15秒は太田尚子が担当しました。
好江、多希、今月も来てくれてありがとう!
気持ちよさそうですね!
渉さん、伊達ハーフマラソン完走おめでとう!
明美、サポートありがとう!!
1km/6分30秒は作.AC札幌の番長こと、上月閑加さんが担当しました。
雅美さん、和子さん、いつもアリオ札幌RUN&WALKを盛り上げてくれてありがとう!
俊彦さん、手術後久しぶりのご参加とても嬉しかったです。
1km/7分00秒は作.AC北海道の山中一輝が担当。
百合子、ソバージュ、礼子さん、ずっと走り続けて凄いなと思います。
淳一さん、命ある限りずっと走ると言ってました(涙)
10kmRUN&WALKは真理ちゃん、恵ちゃん、元康さん、彩子さん。
麻衣さん、写真撮ってくれてありがとう!
大井戸麻衣さんは、ペースランナーとしても定評があります。
彩子さん伊達ハーフマラソン、完走おめでとう!
終了後、作.AC北海道、作.AC札幌メンバーと。
チームメンバーが支えてくださっているおかげです。
いつもありがとう。
夜は樹と花見をしながら12km(ave.5分39秒)走りました。
今月も多くの皆様にご参加いただき、感謝しています、
次回、5月25日(日)の作.ACランニング講習会は、洞爺湖マラソン1週間後の疲労回復15km走となっております。
講習会は前半30分は、お馴染み(株)明治の管理栄養士、池渕南さんによる栄養講座です。
後半60分は大会後の疲労回復について、お話します。
今週末はいよいよ、洞爺湖マラソンですね。
皆様の健闘を祈っています。