定山渓30km、つくばマラソン応援。

2023年11月26日(日)

 

今月のTeam Saku HOKKAIDO練習会は定山渓30kmでした。

皆様、こんにちは!
ご無沙汰しております。

11月3日(金・祝)の東日本実業団駅伝、11月12日(日)の作.AC真駒内マラソンを終え、少し気が緩んでおりました。
朝練を終え、仕事を終え、それでも意欲が湧いてきません。
なので、出来るだけストレスを感じない環境に身を置くよう心がけておりました。

さて、11月26日(日)。
昨年に引き続き、Team Saku HOKKAIDOの皆様と定山渓温泉30km走を行ないました!
ちょうど、つくばマラソン開催日とあって、仲間の通過タイムを気にしているメンバーが多かったようです。

私が走ることに熱中していた数十年前は、まだ携帯メールが日常でない時代でした。
しかし今は応援naviで簡単に、通過タイムやゴールタイムを調べることができます。

出場するメンバーもそれは重々承知のようです。

 

豊平川沿いを走り、地下鉄南北線真駒内駅へ。

私達は朝8時20分にメルキュールホテル札幌を出発。

 

地下鉄真駒内駅に到着したのが午前9時30分でした。

つくばマラソンのスタート時間は9時00分から順次、ウェーブスタート。
9時30分ということは、既に5kmは通過していますね。

ここで皆さん、一斉にチェックしていました(笑)

 

澤井玄さんのチーム、1km/7分30秒前後で走ります。

 

1km/7分ペースでも足が重かったですね。

 

2日前に降った雪で、すっかり冬景色です。

 

途中、再び雪が降ってきました。

 

定山渓まではほぼ上りですので、けっこう辛かったと思います。

 

でも雪を漕ぎながら、楽しかったですよ!

 

スタートして27km、定山渓温泉街に入りました。

 

30kmまで、あともう少しです!

さて、ここからはチームメンバーの【つくばマラソン】の結果をお知らせいたします。

「つくばマラソンで満足のいく記録を出せなければ、諦めた方がいい」

と言われるほど長年、記録の出しやすい大会として知られています。
今となっては、そういった大会が増えましたので、つくばマラソンに限らなくなりましたが。

なので安易に他の大会の記録と比較しないほうが良いかもしれません。
プロフィールに留め、次なる大会で真価を問うことが賢明かと思います。

今回、作.AC札幌から菅悠介、金子祐介、島崎昌敏、大井戸麻衣、伊藤智子の5名が出場しました。

実況と写真は、現地入りし応援した代表の菊地真司、そしてteam saku hokkaidoの青木よう子さんです。

まずは、菅悠介から。

 

前半から1km/3分40秒で抑えましたね。

 

菅悠介

 

[5km毎のラップ]

18分14秒-18分17秒-18分09秒-18分12秒-
18分17秒-18分39秒-19分08秒-19分34秒-9分12秒

前半1時間16分55秒
後半1時間20分47秒

ゴールタイム:2時間37分42秒

スタートから慎重に2時間35分切りを目指していたことがわかります。
5kmを18分20秒で抑え、後半に備えていたのだと思います。
今年度の5000mの自己ベスト15分57秒62のスピード持ってして、自信を持って挑んだはず。
しかしレース直前にインフルエンザで走れなかったのは大きなダメージです。
つくばマラソンだから2時間37分42秒に留まりましたが、忍耐を競うレースではさらに大きく崩れていたでしょう。

とはいえ仕事に子育て、早朝からペース走を入れ、長い距離を走り、この日に懸ける想いは相当でした。
昨年、つくばマラソンにエントリーしながら体調不良で欠場した悔しさもあったため、
何としても福岡国際マラソンB標準の2時間35分を切って、福岡国際マラソンに出場したい。
その一心だったと思います。
同じ作.AC札幌の馬場敦志は今年の板橋Cityで2時間32分07秒、猪俣圭介は洞爺湖で2時間33分38秒のタイムで福岡国際マラソン出場。
その二人よりもハーフマラソンの記録は上回っているだけに、自分もという気持ちはあったはずです。

また来年ですね。
続けていれば、嬉しいことは巡ってきます。
その嬉しいことが2時間35分切りになるといいですね。

 

悠介!!今以上にもっと強い気持ちでね!

次は、金子祐介。

 

悲願のフルマラソン3時間切り達成です。

 

[5km毎のラップ]

21分26秒-21分02秒-21分02秒-21分03秒-
21分00秒-21分14秒-21分48秒-21分36秒-9分18秒

前半1時間29分09秒
後半1時間30分20秒

トータルタイム:2時間59分29秒

 

これは嬉しいでしょう。

祐介との出会いは、今から11年前。
大倉山ジャンプ競技場の元・バッケンレコード保持者として、
また2005年のジャンプ中の事故で生死を彷徨ったテレビドキュメンタリー、

「バッケンレコードを超えて」

の主人公として、当時は知られていました。

そんな祐介がアシックス札幌ナイトランに現れたときは、それはもう驚きました。
彼は有名でしたから。

2010年よりアシックス札幌ナイトランをスタートさせ、
そこに通っていた、当時はまだ大学生だった菊地真司君から、
作.AC北海道とは違う、速さだけではないチームを作りたいとの打診があり、作.AC札幌を発足したのですが、
そこに加入したのが金子祐介でした。

当時はまだ全く走れなかったのですが、1年間必死にトレーニングし、
2013年の洞爺湖マラソンで3時間25分14秒、2014年は3時間20分51秒。
そして2015年には3時間09分54秒まで記録を伸ばしました。

その後、東京美装のスキージャンプのコーチとして活躍する傍ら、なかなか走ることだけに気持ちを向けられなかったのでしょう。
2018年の洞爺湖マラソンは3時間46分25秒、続く2019年は3時間45分43秒。
いづれも後半失速しました。

コロナ禍が落ち着いた、2023年の洞爺湖マラソン。
約8年振りの自己ベスト更新となる3時間06分18秒を達成しました。
ここで機運が高まりましたね。

祐介は、つくばマラソンの前週に行われた作.ACランニング講習会においてペースランナーを務めたのですが、
その時、ご参加された皆様の前で、

「翌週のつくばマラソンで3時間を切るのが目標です!」

と語っていました。

ジャンプ競技でトップを極めた男が、こんなに長い時間をかけて3時間切りを達成したことが素晴らしい。
彼に走る素質があったなら、もっと早く実現できたでしょう。
彼の持ち味である、大きな筋肉を削ぎ、体重を落とし、ジャンプの体からマラソンの体に移行して挑んだマラソン。
諦めないで良かったね。

本当におめでとう。

 

次会うとき、話しを聞かせてください。

 

作.AC札幌の島崎昌敏。

作.AC札幌
島崎昌敏

[5km毎のラップ]

19分49秒-19分40秒-19分41秒-19分43秒-
19分50秒-20分13秒-20分22秒-20分15秒-8分42秒

前半1時間23分15秒
後半1時間25分00秒

トータルタイム:2時間48分15秒

ご存じ、島.RC千歳の監督です。
柴田美幸さん、北山有香さんなど、女子選手の活躍が目を引きますね!
ここまでチームを大きくし、立派です。
これからも、応援しています。

 

続いては、作.AC札幌の伊藤智子。

作.AC札幌
伊藤智子

[5km毎のラップ]

24分52秒-24分12秒-24分15秒-24分00秒-
23分57秒-23分57秒-23分54秒-23分31秒-10分09秒

前半1時間42分35秒
後半1時間40分12秒

トータルタイム:3時間22分47秒

智子は[走る女医]として、多忙な毎日を送っています。
仕事に子育てに、おそらく空いている時間は全て走りに費やしていると思います。

そのため怪我が多く、年間の3分の1は走れていないはず。
北海道マラソンではコースに落ちていたペットボトルに躓き、足首を捻挫し途中棄権。
その後、1ヶ月は走れなかった。
そのほかにも股関節痛や、足底腱膜炎など、本当に多かったね。
いつも仕事を終え、豊平川河川敷を全力で走り、そのまま自宅へ帰る毎日。

10月29日(日)のフードバレーとかちマラソンは1時間34分18秒。
11月5日(日)の30000mペース走、11日(土)の真駒内公園18kmペース走も順調。
つくばマラソンでの目標は3時間20分切りでしたが、今回の結果は十分満足できるものだと思います。

高校時代はやり投げで全道チャンピオン。
そのせいかパワフルで勢いがあり、一緒に走ってもスカッ!!とします。

いつもは前半から攻めるのですが、今回は抑えましたね。

 

公式レースでの自己ベストおめでとうございます!

作.AC札幌
大井戸麻衣

[5km毎のラップ]

25分02秒-24分23秒-24分26秒-24分15秒-
24分17秒-24分30秒-24分17秒-23分51秒-10分17秒

前半1時間43分25秒
後半1時間41分53秒

トータルタイム:3時間25分18秒

今年は名古屋ウィメンズマラソンで3時間23分03秒と自己ベストをマークしたものの、
その後はうまく調整できず、疲労もなかなか抜けきらず伸び悩みました。
スピードがないからと月間走行距離を徐々に伸ばし、現在は350kmをコンスタントにクリア。
また週末には12km~20km(1km/4分45秒)のペース走、平日に4km~6km(1km/4分30秒)の刺激を入れており、
走力は安定しています。
今年最後のレースとして挑んだ、つくばマラソン。
自己ベストに届かなかったものの、本人は満足だったと思います。

 

ゆっくり休んで、また頑張ろう!

今回、Team Saku HOKKAIDOからは五十嵐治さんのみでした。
彼はもともと我慢が苦手で、その証に後半のラップは大幅ダウンが常です。
そんな彼もマラソンを始めてはや12年。
結果を出せなくても、ずっと根気強く続けてきて。
偉いなと思います。

一番記憶に残っているのは、確か2012年の北海道マラソン。
治さんはタイムオーバーで完走出来なかったと思います。
しかし、ちょうど関門手前だったでしょうか、明らかに止められるだろうという時でした。
あの内気で大人しい治さんが、自分も苦しかっただろうに、

「作田さん、頑張って!」

と言ったのです。

嬉しかったですね。
今も忘れないくらいですから。

 

代表の応援が嬉しかったそうです。

[5km毎のラップ]

26分29秒-24分58秒-25分01秒-24分51秒-
24分51秒-26分46秒-29分04秒-26分58秒-10分46秒

前半1時間46分53秒
後半1時間51分51秒

トータルタイム:3時間39分44秒

めずらしく、最後の5km上がったね。
今までになかったことです。

 

次また頑張ろう!

Team Saku HOKKAIDOの練習会も終り、定山渓湯の花で温泉に入りました。

 

作ちょっとラン?の皆様、お疲れ様でした!!

 

来年もまた、定山渓まで走りましょう!!

雪の中ご参加頂き、ありがとうございました。
あっという間の30kmでした。
また来年も一緒に走りたいですね!

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