定山渓30km、つくばマラソン応援。

2022年11月13日(日)

 

地下鉄真駒内駅付近にて、札幌スポーツ館RC練習会。

11月13日(日)。
毎年恒例、定山渓温泉湯の花30km走を行ないました!
この日は、つくばマラソン、松本マラソン、福岡マラソン、岡山マラソンの開催日で、
北海道からも多くの市民ランナーの皆様が参加されたようです。
やはり、結果は気になりますよね。
いつも一緒に走っているメンバーに頑張ってもらいたい。
そう願っているはずです。

以前はレースを終えた仲間からの、電話やメールが頼りでした。
しかし今は応援ナビで、簡単に通過タイムやゴールタイムを調べることができます。
5km毎のラップは通過後すぐに携帯画面で見ることが出来、そこから予定タイムまでわかる良心的なものです。
なので、予想以上に通過が遅れていると、
「途中で、なにかあったのではいか」
「オーバーペースで失速したのでは」
などと察してしまい、レース後は相手を気遣うあまり、こちらから連絡するのを控えてしまいます。

ですが、良い面もあります。
自分たちも同じ時間帯に練習をし、途中の休憩地点で携帯を取り出し通過タイムを何度もチェックしながら、
それを励みに走るのです。
今回の定山渓までの30kmは、そのようなドラマがありました。

それでは、走りながら応援している様子を写真にてご覧くださいませ。

 

午前8時過ぎ、メルキュールホテル札幌付近にて。

 

豊平川沿いを楽しく、おしゃべりをしながら走ります!

 

ミュンヘン大橋付近にて、みんなで走ると楽しいです。

 

地下鉄真駒内駅に到着、ここまで約9km弱です。

ここで休憩を入れたのですが皆さん、携帯を取りだし速報をチェック。
そして現地での様子は、写真で知ることが出来ました。

つくばマラソン、スタートの様子。

 

明美のスタート前、頑張ってね!

続いて、ロッテンマイヤー。
脚を痛め、直前まで出場するか迷っていました。

 

何とか、スタートラインに立てて良かったですね!

作.AC札幌の馬場敦志。
産婦人科のお医者さんなのですが、見てくださいこのポーズ。

 

筑波大学出身の敦志、なんとしてもここで自己ベストを出したいのでしょう。

東京美装スキー部のコーチを務める、金子祐介。
いつも選手の成長を想い、自分のことは二の次です。

 

祐介、最後までしっかりとね!

 

スタート直後、作.AC北海道の松田洋さんがいますね!

松田洋さんは、9月上旬に右ふくらはぎの肉離れで1ヶ月以上走れなかったそうです。
10月16日(日)の栗山ハーフマラソンもペースランナーとして1時間40分のペースが限界とのことでした。
見事なペースメイクでしたね!
でもまさか、つくばマラソンを走るとは思いませんでした。
これだけのベテランランナーです。
出場しようと決めた理由が何かあったはずです。
途中痛みが出ても、マツヒロは最後まで走ると思います。

そしてババアツ。
北海道マラソンでは2時間39分18秒、その後は札幌マラソン、フードバレーとかちマラソンともに1時間15分台。
2時間35分切りを狙っています。
何故かわかりませんが、この笑顔に涙が出そうになります。

 

こんなに無邪気なお医者さん、他にいるでしょうか。

さて、定山渓30kmに戻ります。
地下鉄真駒内駅を過ぎ、平岸通りを走りました。

 

石山2条1丁目付近にて。

 

平岸通りを過ぎ、石山通に入ります。

 

簾舞あたりでしょうか。

 

けっこう上ります。

 

もうすぐ、道路情報館です!雨が大降り!!

メルキュールホテル札幌から約21km。
道路情報館で休憩しました。
この日の天気予報は雨、予報通り雨が降ってきました。
ただ、気温は+17℃ですので走りやすかったです。

 

話題はもちろん、つくばマラソン、福岡マラソンなど。

約10分ほど休憩をし、出発。

 

以前より歩道も拡がり、走りやすくなりましたね!

 

みなさん、余裕がありますね!

 

利里さんとハイジ、雨だけど楽しそう!

 

小金湯あたり、ここで23kmあたり。

 

次第に雨が激しくなってきました。

 

しかも、定山渓に入る手前の歩道が工事中で。

さてここで、つくばマラソン応援隊をご紹介致します。
まずは作.AC北海道代表の菊地真司さん。
そして、作.AC札幌の菅悠介さん。
仲間の応援のために、ここまでやってくるなんて。
私はとても感動致しました。

 

28km地点で応援したのですね!!

最初にやってきたのは、作.AC札幌の馬場敦志でした。
同じチームの仲間として、悠介は嬉しかったのでしょう。

 

やった、やった、ババアツが来た!!

 

きつかっただろうに、このVサイン。

この夏、敦志はとにかく走り込んでいました。
月間800kmは走ったでしょうか。
体大丈夫かと思ったくらいです。
そしていつも、
「つくばマラソンで2時間35分を切りたい!」
と、この大会が今年最大の目標だったようです。
後半かなりペースダウンしましたが、なんとか粘りましたね!

 

[5km毎のラップ]

18分37秒-17分55秒-18分04秒-18分13秒-
18分11秒-18分42秒-19分04秒-20分14秒-
ラスト2.195km-8分56秒
2時間37分56秒

 

第二の故郷、つくばで自己ベストを更新でき本当に嬉しかったそうです。

続いて、松田洋。
現地でサポートしていた菊地代表から、
「マツヒロの走り、明らかに脚を引きずっている」
と連絡ありました。
しかし、マツヒロにとっては想定内だったのでしょう。
年齢を重ね、
「どこにも痛みはなく、絶好調で挑めることは少ない」
長年のキャリアからそう感じたのだと思います。
だったら、ある程度の痛みに慣れた走りをするしかない。
そう思ったのかもしれません。
松田さんが、つくばマラソンに出場したのは2010年以来12年振りです。
その時は4位、2時間27分51秒でした。
12年後の自分を知りたかったのかもしれませんね。

 

松田洋さん、ランナーとして尊敬しています。

松田洋

 

[5km毎のラップ]

18分30秒-18分22秒-18分25秒-19分16秒-
20分00秒-20分52秒-21分37秒-22分06秒-
ラスト2.195km-12分34秒
2時間51分42秒

20km以降は、本当に辛かったでしょうね。

 

いつか、同じ大会で一緒に走りたいですね。

木浪悠さん、今年は春先まで走れず悔しかったと思います。
少しずつ、復調していますね!

 

また練習会で一緒に走れることを楽しみにしています。

そしてロッテンマイヤーさん。
見事なラップでした。

 

[5km毎のラップ]

22分46秒-22分44秒-22分52秒-22分45秒-
22分46秒-22分55秒-22分58秒-23分17秒-
ラスト2.195km-10分21秒
3時間13分24秒

 

直前まで迷っていましたが、出場して良かったですね!

 

レースでのエピソード、楽しみにしています。

続いては金子祐介です。
スキージャンプのコーチとして、一年のうちの半分以上は遠征しています。
かつては大倉山ジャンプ競技場を沸かせた、元バッケンレコード保持者です。
その彼がマラソンを愛し、
「作田さん、僕絶対に3時間切りたいんです!」
と、もう10年近く。
これからも応援しています。

 

[5km毎のラップ]

22分01秒-22分31秒-22分43秒-22分51秒-
23分37秒-23分26秒-23分28秒-23分31秒-
ラスト2.195km-10分27秒
3時間14分35秒

 

祐介、後半粘れるようになったね!

西尾英樹さん。
酒.AC札幌のユニフォーム、大好きです。
また練習会で、一緒に走りましょうね!

 

今年はケガも多かったでしょうに、よくここまで巻き返しましたね!

 

作.RUNの吉田誠さん、3時間24分18秒。

続いて、作.AC札幌の大井戸麻衣さん。
今回は3時間20分切りを目標に取り組んできました。
1km/4分40秒~4分45秒をリズムよく走るトレーニングを続け、月間走行距離も400km弱。
調子が良ければ、前半から23分20秒で押して行けたでしょう。

 

[5km毎のラップ]

23分39秒-23分54秒-23分56秒-23分52秒-
24分03秒-24分19秒-24分26秒-24分30秒-
ラスト2.195km-10分52秒
3時間23分34秒

いつも真面目で一生懸命な麻衣さん。
9年前にNHK教室に入ってきた頃は10分も走れませんでしたね。
チーム作っと!の仲間と、楽しく走りながらいつの間にかフルマラソン4時間切り。
長い時間をかけて、今に至っています。

 

麻衣さんの自己ベスト、とても嬉しいです。

次にやってきたのは、柳澤明美さん。
この時点で応援していた悠介は、明美さん辛そうと思ったはずです。

 

健気にピースサインをして。

 

辛いのに笑って、涙が出ます。

柳澤明美

 

[5km毎のラップ]

24分55秒-24分47秒-24分41秒-24分59秒-
28分26秒-27分56秒-29分09秒-26分24秒-
ラスト2.195km-11分26秒
3時間42分43秒

調子が良かっただけに、途中のアクシデントはとても悔しかったでしょう。
3時間30分切りを確実にクリアするために、20kmまでのラップはご覧の通り慎重でした。
しかし20km以降は、この場をどう乗り超えたら良いか、走りながら悩んだと思います。
ですが、35kmからのラップ。
これが全てです。
大抵は記録が出ないとわかった時点で、そこから先、敢えて苦しんだりはしません。
そこをペースを上げて、最善を尽くした。
このラップを見るだけで感動します。

 

明美、次のレースで3時間30切りを目指してくださいね!

最後は土川美枝さん。
夏に足の甲の疲労骨折をし、走れない日々が続きました。
5時間を切り、4時間半を切って、4時間切りまではあと2年ですね。
4時間06分45秒で自己ベスト更新です。
美枝、おめでとう!

 

美枝、これからも頑張りましょうね!

定山渓30kmメンバーは大雨の中、なんとか走りきりました。

 

また来年も定山渓で!