2025年12月21日(日)
第210回作.ACランニング講習会
今年一年、大変お世話になりました!
皆様、こんにちは。
2025年12月21日(日)、今年最後の作.ACランニング講習会を行いました。
今月で210回目、早いですね。
最初の開催は2008年4月、丸井今井別館スポーツ売り場で行いました。
丸井今井に勤務して15年目のことです。
1993年に丸井今井入社後、女子陸上部マネージャー兼コーチを5年。
休部になった後も、恵まれた環境下で勤めさせて頂きました。
2008年1月にインテリア・小物売場から、スポーツ売場に異動。
当時の社長、関根純さんが、
「これからはランニング人気が定着する」
と話され、私が指名されたのです。
その後、バイヤーと何度も打ち合わせをしました。
その上で、2008年の4月から、
「丸井今井ランニング教室」
を始めました。
今思うと恥ずかしい内容でしたが、当時はそれが精一杯だったのでしょうね。
商品説明会やコース・ペースアドバイスくらいでしたから。
2009年1月に丸井今井が経営破綻、どうしようかと悩んでいたところ、
「うちで働かないか」
と声をかけてくださったのが、今のアシックスジャパン(株)でした。
「そのまま継続して欲しい」
と言っていただけたのが、心強かったです。
そこから、
「アシックスランニング講習会」
になりました。
振り返ると、幸運でしたね。
きっかけを与えてくださった丸井今井さん、そして継続させてくれた今の会社に感謝しております。
なんだか年齢を重ねると、こんなことばかり思って(笑)
忘れないためにも、記しました。
今月のテーマ:年間スケジュールの立て方について
左のぬいぐるみはグアムの絶滅危惧種ココバード、沖縄のヤンバルクイナ。
あづみさんからいただいた、シマエナガ。
右のタコのぬいぐるみは数年前に一輝と玄が購入したものです。
ぬいぐるみとは言え、可愛がると力になるんですよ。
【年間スケジュールの組み立て方】
まず1年を鍛錬期、休養(回復)期、レース期、調整(回復)期に4分割し、
そこに目標を組み込んでいきます。
人によっては鍛錬期が長かったり、もしかしたら休養期はないかもしれませんね。
常にレースだと、合間は全て調整とか。
そうなると、走り込み期間が少ない分、スピード練習など質でカバーしなければなりません。
ケガに細心の注意を払って。
例えば、
【3時間30分が目標】
月間走行距離:350km(連続4ヶ月以上)
・洞爺湖マラソン(5月)
・北海道マラソン(8月)
・神戸マラソン、つくばマラソンなどの道外レース(11月)
の3大会を目標に掲げたとします。
3つとなると、なかなかハードな1年となります。
1月~3月 鍛錬期→疲れた体で20km走るとか、追い込んだ練習の翌日に30km回復スロージョグを入れるとか。
4月 調整期→徐々に距離を落とし、質を上げる。自分の実力を知るため伊達ハーフマラソンなどに出場。
5月 最終調整 レースさながらの10km~12kmのペース走、実際のレース参戦→1週間前の名寄ハーフなど。
[洞爺湖マラソン出場]
5月のレースで良い結果を出すには、冬の走り込みが功を奏します。
3月までは質より量を心がけて。
4月、5月上旬はレース慣れするために、なにか一つでもレースに出場した方が良いです。
大会当日の緊張感、集中力など、うまく対応できるかを確認してください。
5月~6月中旬 休養期→休むのではなく、練習の質を落とす→15kmを12kmに、1km/6分を1km/6分15秒ジョグにするなど。
7月 再構築→短めのポイントを入れ、疲労度を確認しながら徐々に質を上げる。
8月 暑さにより長い距離は追えない→早朝に15km~20km走などでカバー、短めのスピード走をこまめに。
[北海道マラソン出場]
スタートまでの待ち時間、その間の暑さ対策、スタート後のロスタイムなど。
最前列からスタートできるような、よほどのトップランナーでない限り、グロスでの自己ベストは厳しいと思います。
なのでパフォーマンス重視と気持ちを切り替え、楽しんで。
気温にもよりますが、記録を狙うには早朝や、深夜(年代、場所による)をうまく活用し、距離を落とさないこと。
レース月は8割程度に距離を落とす。
暑さで走れない場合はトレッドミルが有効、心拍トレーニングに最適です。
20分程度でよいのでペースを上げ追い込んで。
9月 疲労回復に充てる→短めの駅伝や、10km、ハーフマラソンなどに出場。
10月 札幌マラソン、くりやまハーフマラソンなど大会目白押し。疲労を抜きポイントだけ押さえる。
冬から走り続けていれば、その積み重ねが活かされます。
自信を持って。
悔しいのはインフルエンザ、風邪、コロナです。
マスク、うがい、手洗い、食生活は慎重に。
11月、12月
自身の年間レースが全て終わったなら、休養ですね。
気晴らしにイベントに参加したり、仲間と忘年会をしたり。
ここで休まないと、年中走りっぱなしとなります。
5年後の自分を見据え、走り以外の楽しみも見つけてくださいね。
体重はベストプラス1.5kgまでです。
それ以外の道内主要フルマラソンレースの紹介
・千歳JAL国際マラソン
・函館マラソン
・オホーツク網走マラソン
・日本最北端わっかない平和マラソン
・別海パイロットマラソン
・作.AC真駒内マラソン
9月の網走、稚内では毎年ペースランナーを務めております。
皆様のご参加を、お待ちしております。
熱心に聞いてくださり嬉しかったです。
講習会開始までの30分。
毎月、昭和歌謡講座を行っています。
今月は「お元気ですか」のヒット曲で知られる、清水由貴子さんです。
子供の頃からファンでしたので、今も思い出します。
清水由貴子さんは2009年4月20日(月)49歳の若さで亡くなりました。
もう17年ですか、早いですね。
当時から彼女の歌が好き、顔やスタイルが好きというわけではありませんでした。
清水由貴子さんの持つ、独特な温かさというか、優しさが好きだったのかもしれません。
日本テレビの人気番組「スター誕生!」でグランドチャンピオンに輝き、芸能界入り。
なんとその時の次点が、あのピンク・レディーさんでした。
1977年3月1日「お元気ですか」で歌手でデビュー。
歌手としてはヒット曲に恵まれませんでしたが、その後は女優として活躍しました。
1979年「花よめは16歳」、1991年「噺家カミサン繁盛記」、2000年「幸福の明日」で主役を演じるなど。
ファンとしてこの上なく嬉しかったです。
清水由貴子さんの全曲集、私にとっては思い入れの深いものばかりです。
高校生の頃だったと思います。
私は子供の頃から音楽が好きで、特に中学に入ってからは洋楽ばかり聴いていました。
なので幼い頃に聴いていた歌謡曲や、アイドル、ニューミュージックのレコードを持っているのが恥ずかしく、
中古レコード店(確かデンキのコーヨー)に行き、昔のレコードを全て売ってまったのです。
そのお金で、好きなレコードを買おうとしていました。
100枚以上はあったでしょうか。
レコードをカウンターに置き、引き換えにお金をもらって帰ろうとしたときです。
お店の方がそのレコードを無造作に棚に置き、そうしたら何枚かがパラパラと落ちたのです。
その中に、売ってしまった清水由貴子のレコードがありました。
「あっ!なんてことを!」
と、恥じました。
売れなくなり、話題にも上らなくなった歌手を、私は切り捨てた。
流行を追って、それが廃れて、また新しいものを追って。
いいじゃない、清水由貴子のファンでも。
でも、その時はそう思えなかったのです。
あのとき、パラパラと落ちたレコードを見なければ、気付かなかったかもしれません。
[私が選んだ清水由貴子ベスト3]
1.歌を重ねて
1978.09.01発売
作詞・作曲:阿部敏郎、編曲:福井崚
この曲は1970年5月22日(金)に、17歳という若さで自殺してしまった男の子のお母様が、
息子さんが遺した日記を振り返り、その想いを綴った歌になります。
「歌を重ねて 歌を重ねて あなたの悲しみに届くまで」
という歌詞、私から清水由貴子さんへ贈りたいです。
2.多感日記
1978.06.01発売
作詞:阿久悠、作曲・編曲:三木たかし
実は作.AC北海道の田中亮太の目覚ましアラームが「多感日記」なんですよ(笑)
なぜ知ったかというと休日、夕練の午後4時までぐっすり寝ていた時に、「多感日記」が大音量で流れてびっくり。
「誰?誰?」と慌てて見渡したら、亮太でした。
亮太は、この曲と「サンワ・マイ・フレンド」が好きだそうです。
3.言問橋
1979.09.21発売
作詞:喜多條忠、作曲:水谷公生、編曲:瀬尾一三
東京・浅草に初めて行った26歳の時、言問橋が実在する橋だと初めて知りました。
浅草生まれの清水由貴子さん、今も東京に行くと必ず言問橋を訪れます。
いかがでしたでしょうか。
清水由貴子さんデビュー20周年の時にファンレターを書いたのですが、なんと!お返事来たんですよ。
嬉しかったのが、浅草雷門の切手だったことです。
だから今もファンなのでしょう。
自宅にある、清水由貴子ギャラリー(笑)
モデルは作.AC札幌の木村崇君。
講習会のあとは練習会になります。
【雪道走】
・20km
1km/5分30秒-6分00秒
島谷樹(作.AC北海道)
1km/6分00秒-6分30秒
田中亮太(作.AC北海道)、猪俣圭介、山口浩司(作.AC札幌)
・15km
1km/6分00秒-6分30秒
奥名真由(作.AC北海道)
1km/6分30秒-7分00秒
太田尚子(作.AC北海道)、大井戸麻衣(作.AC札幌)
・10km~12km
山中一輝(作.AC北海道)
・8km~10km
城直人、上月閑加(作.AC札幌)
・RUN&WALK
作田徹(作.AC北海道)
20km(ave.5分30秒)は憲一郎さん、徹さん、健史さん、直輝。
前の段は優太さん、陽介さん、啓吾さん。
この日は、かなり滑りました。
せっかく雪が積もったのに、気温が上がり雪が解けて、そのまま凍ってしまいましたから。
走りずらかったと思います。
しかも雨模様、鍛錬ですね。
真駒内公園はツルツルな路面だったと聞きました。
そこを樹がペースを上げ、大変だったと。
3時間を切るためには、これくらいの鍛錬が必要ですね!
条件のよいところばかりで走っていると、条件の良いレースでしか結果は出せない。
そう実感しているので、この日は最高の練習だったと思います。
続いては、20km/6分30秒チーム。
フルマラソン3時間15分~4時間前後の約30名の皆様が、このグループに入りました。
前の週、東京で行われたザ・チャレンジレースにて2時間36分06秒で走った、品田雅人さんもいますね。
雅人は今年も2時間35分切りは叶いませんでしたが、このタイムを7年近く維持しているのは凄い。
来年こそ、願いが叶うことを祈っています。
2025年12月13日(土)THE CHALLENGE RACE2025にて。
いつもご参加くださっているメンバーばかりですね!
ここは厚別虹の橋、雪も解け走りやすそうですね。
雅人、あづみさん、来年もよろしくお願いいたします。
健太郎さん、今年もオホーツク網走マラソンにご参加くださり、ありがとうございました!
亜希奈さん、朝子さん、2026年も宜しくお願いいたします。
ここは大谷地の東光ストアですね。
夏場はここで給水して、北広島まで走るランナーが多いようですね。
大典さん、信吾さん、後久さん、智典さん、そしてハイジに威哉さん。
紘一さん、雄二さん、浅田さん、山田さん、友美さん。
冬も頑張りましょうね!
圭介チームはいつものメンバーですね。
司さん、今月も道東からありがとうございます!
奥名真由チームには、久しぶりの智美さん。
そして初参加の浅田さん、ありがとうございます。
さと子さん、いつも札幌太平ナイトランにご参加くださり感謝しています。
さと子さんはいつも、ゼビオ札幌太平ナイトランにご参加くださっています。
直近のナイトランで、さと子さんと一緒に走りました。
なぜかチームブログの話しになり、その中で、
「牧野祐季さん旅立ちのブログありましたよね?」
ここは環状夢の橋。
大山さん、先日は札幌月寒ナイトランにご参加くださり、ありがとうございました!
15kmチームですね。
白石こころ~ど入り口にて。
思った以上に走りやすそうですね。
雄司さん、志保さん、来年もよろしくお願いいたします!!
みんな、いい顔してますね。
8km~10kmのスロージョグ。
番長こと、作.AC札幌の上月閑加さんが担当。
番長とも来年で15年目ですね。
番長は競馬が好きで、いつも楽しそうに話します。
競馬というと、10年前の私なんかは、
「競馬するくらいなら走れ!」
と、言ったでしょう。
あまり良い印象ではなかったからです。
でも、番長の競馬の話しをするときの生き生きとした表情、
切れの良い滑舌、元気いっぱいの笑顔。
何より馬への愛情。
これがあっての仕事であり、ランニングなのだと思いました。
夢中になれるって、素晴らしいことですね。
北海道大学のクラーク像にて。
好江、知恵さん、紀伊さん、いつもありがとうございます。
北海道道庁前にて、素敵な写真ですね!
直人、来年もよろしくね。
最後はRUN&WALK、8km歩きました。
おしゃべりしながら、楽しかったですね!
創成川をバックに写真を撮りました。
メルキュールホテル札幌様にお世話になり10年。
コロナ禍など、辛い時期もありましたが継続できて良かったです。
コカ・コーラ様、ホクレン様、そして(株)明治様。
今年一年、お世話になりました。
2026年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
でも一番はチームメンバーですね。
当たり前ではないと感じた一年でした。
来年も、よろしくお願いいたします!